おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。
もう必要ないけれど、手放せないモノってありませんか? 特に子どものモノって、親のほうが思い出や思い入れが強くて、手放せなかったりします。私は、現在18歳と16歳になる子どもたちのランドセルが手放せなくて、ずっとそのままにしていました。
とりあえず、そのまま「IKEAのSKUBBボックス」に入れて、子どもたちそれぞれの部屋の、押し入れの上段に保管していましたが、なんとなくずっとモヤモヤしていました。
そこで、使わなくなったランドセルをどうしたいのか、改めて見直してみました。
■改めて向き合うきっかけは、子どもたちのひと言
手放せなかったのは、6年間、子どもたちがランドセルを私の想像以上にきれいに使ってくれたからでした。ですが、子どもたちが部屋を片づけたり大掃除をするたびに、「ランドセルがまだあるんだけど……」「邪魔なんだけど」と言ってくるようになりました。
そこで、子どもたちと、ランドセルをどうするかを考えることにしました。
片づけ収納ドットコムでは、卒業後のランドセルの扱い方として、「保管」「処分」「リメイク」「寄付」「保留」の事例が紹介されています。
>>>小学校卒業後のランドセル。“片づけのプロの子どもたち”による5つの選択肢って?
わが家の場合、
・「保管」「保留」→このまま置いておくのはイヤ。邪魔。
・「処分」→もったいなくて捨てられない(母の私が)
・「寄付」→西日本豪雨災害のときに寄付を考えたが、手放したくないので結局できなかった。
以上から、「このまま置いておくのは邪魔だけど、手放しくたくはない」という結論になり、それなら「リメイク」して残そうということになりました。
■どのようにリメイクする?
ランドセルのリメイクで作れるアイテムは、
・ミニランドセル・財布・ポシェット・スマホケース・キーケース……など、調べてみるといろいろありました。
子どもたちと一緒に考えて
・ミニランドセルにして飾るよりも、使えるモノにしたい。
・長財布が欲しい(息子)
・がま口の財布が欲しい(娘)
などの意見から、これからもずっと使える財布にリメイクすることに決めました。
わが家は、地元にリメイクしてくれる方がいたので、その方にお願いして、子どもたちの希望どおりの財布にリメイクしてもらいました。
ネットで、「ランドセル リメイク」「ランドセル 財布」と検索しても、加工してくれる工房がたくさん見つかりますよ。
■カタチを変えて再び使える喜び
思い出や思い入れのあるモノを整理するのは、時間がかかることもあります。
手放せなかったのは、子どもたちではなく私でしたが、ひとりで決めず、子どもたちと相談しながらリメイクすることにしてよかったです。ランドセルのままなら「要らない」と言っていた子どもたちが、財布になったら喜んで使っています。
手放せないモノは、無理に手放さなくても、カタチを変えて残すこともできます。ずっと保留状態だったわが家でしたが、子どもたちが高校生のタイミングで見直せたのが、ベストだったと思っています。
「思い出」を活用するアイデア:
・手放せない、懐かしい小さな思い出を再利用する簡単な5つのアイデア
・もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択
・大事な思い出は「飾る」だけでなく、「使う」
あなたは生み出された時間で何をしますか。
何をしたいですか。
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんのほどよい片づけと暮らしのまわし方