大切な人との思い出は、“リメイク”をして伝えていく


おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

使っていないけれど、思い出がつまったもの、皆さんはどうしていますか?

わが家には、亡くなった母が買ってくれた子ども用の椅子があります。決して好みでも高価なものでもないのですが、汚れてボロボロになっても、手放すことができないでいました。

■使えるようにする① リメイクするという選択

母は、長女が3歳のときに亡くなりました。母が元気なときには、「何でこんなの買ってくるのだろう…」と思っていたものたちが、母が亡くなった途端に思い出の品に変わりました。

長女が2歳のときに買ってもらった椅子も、3歳下の次女も使い、カバーが破れ、座ると鳴るはずの音も出なくなり、あちこち色も剥げ……。「もう十分使ったし、処分してもいいかな」と思っても、孫の横で嬉しそうに座る母の姿が思い出され、どうしても手放すことができませんでした。

大切な人との思い出は、“リメイク”をして伝えていく

とはいえ、手放さないまま、新しい椅子を買うほどスペースに余裕もありません。そこで、思い切って椅子をリメイクすることにしました。

大切な人との思い出は、“リメイク”をして伝えていく

娘たちと一緒に、ペンキを塗り、座面に布を張りました。椅子を解体するのはプラスドライバー1本ででき、色を塗る場所もわずか、布を張るのもたいした手間ではなく、リメイク自体は短時間で終わるものでした。

ですが、娘たちと母の話をしながらの作業は、とても楽しいものでした。

■使えるようにする② 成長に合わせた使い方

その後、娘たちが前から欲しがっていたIKEAのイーゼルを買いました。色味が好みでなかったので、購入を迷っていたのですが、椅子と同じペンキを塗り、気になっていた部分には椅子の座面に使った生地をかけました。

大切な人との思い出は、“リメイク”をして伝えていく

成長した娘たちには少し小さくなってしまった椅子が、イーゼル専用の椅子として、また頻繁に使うようになりました。見た目は、全く変わりましたが、何だか母が喜んでいる気がしました。

座面とイーゼルに使った布は、実は夫に買ってもらったスカートの生地。
とっくにはけなくなってしまったものの、当時目指していた資格試験合格のお祝いに買ってもらったもので、ずっと手放せずにいました。

2つの思い出の品が、1つのものとして生き返ったことも、とても嬉しかったです。

■使わずに置いておくことは、“大切にしている”と言える?

リメイクをする前、ボロボロになった状態のまま使わずに、ただ置かれたままの椅子を邪魔に思うことが何度となくありました。思い出のものだから手放せないと思い、一方では邪魔に思ってしまう……。これが思い出を「大切にしている」と言えるのか?と考えさせられました。

すでに母が買ってきたときの原型もなく、リメイクしたときのペンキも剥がれ、座面も汚れていましたが、また色を塗り直し、布を洗い張り直し、現在は三女用の椅子として使っています。
母の話をしながらリメイクをして、リメイクしたものを使うことが、また思い出すきっかけになる。

大切な人との思い出は、“リメイク”をして伝えていく

母を知らない三女にも、伝えていくことができます。
わが家では、リメイクすることで、思い出を重ねていきたいと思います。

思い出のものの保管法についての記事はこちら:
もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家