おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
片づけが苦手だった私ですが、さっと出し入れができる収納にしてからは、片づけるのもスムーズになりました。
今回は、面倒くさがりタイプの私が、たくさんのものを出し入れするキッチンで、楽に出し入れするためにやっている一工夫についてご紹介します。
■高い場所にはカゴ+取っ手をプラス
身長154cmの私の手が届く吊り戸棚の範囲は、下段の一段のみ。2段目にもよく使うものを収納しているので、できれば踏み台なしで出し入れしたかったんです。
そこで、踏み台がなくても届くように、ボックスに長めの持ち手をつけています。簡易的につけたひもは、見た目は若干だらしがない雰囲気にはなるのですが(笑)、ちょっと背伸びすれば届くことの方が嬉しいし、扉を閉めれば見えないので気にはならないのです。
ボックスを下ろす勢いで中のものが頭の上に落ちてこないように、ボックスの高さ以上に物が溢れないようには意識していますよ。
■奥行き深めには大きめトレーを引き出し代わりに
奥行きが深い収納スペースでは、よく使うものを手前に、あまり使わないものを奥に収納しています。ただ、奥のものを出すときに、手前のものをどかすひと手間が面倒で……。そこで、大きめのボックスを使って、簡易引き出しにしています。
わが家では、年に1度だけ味噌作りで使う番中を引き出し代わりに。手前にはよく使う粉類、奥にはたまにしか使わない大きめのお鍋を収納しています。
この場所のように奥行きが深いわけではないのですが、ホームベーカーリーも簡易引き出しのように収納しています。
シンク下はオープンな状態ですが、パンを焼いているときの排熱が気になります。そこで、手前に出して使えるように、捨てる予定だった「IKEA」ティエナのふたをトレー代わりに。紙なので、ちょうどいいサイズに切り貼りして使っています。引き出すときにコードが引っかからないように、エディター吉川さんの記事を参考に、本体にフック取り付けています。
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■2段重ねのボックスには上のボックスの底にふたを貼る
深めの収納場所では、ボックスを2段重ねにして、使う頻度の低いものを下のボックスに収納しています。
下のボックスの中身は使う頻度が低いといえども、やはり「さっと出し入れをしたい!」ということで、下のボックスのふたを上のボックスの底に貼り付けました。
ボックスの底は凸凹しているので、貼るときに使っているのは耐震ジェルマット。両面テープより厚みがあって粘着力も十分あるんです。この場所にちょうどいい大きさのボックスが、フタ一体型のタイプだったので、荒技ですが、ふたと本体をハサミでバラバラにカットしています(指を切らないように切り口は保護しています)。
ひと手間をかけるにも時間が必要です。でも、少しだけ時間をかけてやってみると、スムーズにものが出し入れできる毎日の快適さを実感できています。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある