おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
「サイズも測って、見た目もよし!」と購入した収納用品が意外と使いにくかった……という経験、ありませんか? わたしも、クローゼットとして使っているスチールラックに合わせて購入した収納用品に、小さなストレスを感じていました。
それらのストレスを取り除いていった結果、たどり着いたのが「無印良品やわらかポリエチレンケース」。
ストレスの原因と、「無印良品やわらかポリエチレンケース」が使いやすい理由についてご紹介します。
■収納用品のストレス①モノとの相性
まず、最初に見た目とサイズで選んだ「ニトリ積み重ねバスケット」。
丈夫そうだと思い導入しましたが、使ってみると、ストールなどにラタンの毛羽が引っかかることがありストレスを感じるようになりました。
■収納用品のストレス②手入れのしやすさ
積み重ねバスケットは、ラタンを編み込んだ素材なので、掃除がしにくいのもネックでした。
特に、服などの繊維ものの収納として使っていると、小さなホコリが溜まりやすく、こまめな掃除が必要だということもわかりました。
結果的に、おもちゃなど、身に着けるもの以外の収納として再利用することになりました。
■収納用品のストレス③家具との相性
そこで、内側にひっかかりがなく、掃除がしやすいものをと次に導入したのが「IKEA スクッブ」。
ところが、今度は、クローゼットとして利用しているスチールラックの棚板のワイヤー部分と、スクッブ底部についているファスナーの金具が、ボックスごと引き出そうとしたときにカチャカチャとぶつかることがストレスに。
ファスナーのつまみ手はボックスの内側に入っているので、中身がそれほど重くなければ気になることはないのですが、わたしの場合はバッグを数点まとめて入れたり、わりと重さがある使い方をしていたので、気になったのだと思います。
結果的に、スクッブも、棚板が平らな洗面所収納として移動することになりました。
■「やわらかポリエチレンケース」が使いやすい3つの理由
この失敗を経て「やわらかポリエチレンケース」が使いやすいと感じた理由は以下の3つです。
①内面のひっかかりがなく、モノの出し入れがしやすい
内側も凸凹がないので、繊維ものはもちろん、こまかいものや小さなものがはさまったり、ひっかかったりすることなく、収納がしやすいと感じました。
②手入れがラクで、清潔に使える
ちょっとした汚れならさっと水拭きもできるし、全体的に汚れが気になるときは、丸ごと洗うこともでき、いつもキレイに気持ちよく使えます。
③外側も平らでやわらか素材なので、いろんな場所で使える
外側も出っ張りがなく平らなので、スチールラックはもちろん、他の場所でも、スムーズにケースごと引っぱり出すことができます。
サイズや見た目で選んだ収納用品は、使ってみて気づく使いにくさもあるものですね。今回の失敗で、収納する“もの”や“場所”にも合っているかを考え、想像してみるのも大切なことだと感じました。
“収納用品の選び方”の参考記事:
・片づけのプロ300人に聞いた!直近1年間で「自宅用に購入した収納用品トップ10」「クライアントに提案した収納用品トップ10」
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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