おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
家族4人のわが家の食器は、127点です。キッチンに食器棚も吊り戸棚もないので、キッチンにある引き出し12カ所に分けてしまっています。
こまかく分かれて使いにくそうな分散収納で、どんなことに気をつけているか。今日はそんなポイントをお伝えします。
■引き出しごとにグルーピング収納
12の引き出しを使いこなすには、食器をどう分けるかがポイントでした。基準がないと、やたらと引き出しを開けることになりかねないので、わが家では次のように分けています。
・キッチン入り口の引き出し2つ:グラス、子ども用食器
・キッチン奥の作業台下の引き出し9つ:お茶や食事用食器
・作業台横の深い引き出し1つ:大皿
子どもたちがよく使うグラスや食器は、キッチンに入らなくても取れるようにしています。大皿は小さい引き出しに収まらないので、大きい引き出しに。作業台下の引き出しは、さらに次のように分けています。
左上から「湯呑」「ティーカップ」「漆器」「ガラス」、右上から「マグカップなど」「土もの」「洋食器」「大皿」です。食事用の食器は、「ガラス」「土もの」など質感の似たものを集めているので、家族全員右脳優位のわが家には、探しやすく戻しやすいのです。
相性別の食器収納についてはこちら。
>>>なんだか食卓がちぐはぐ?! 食器収納のひと工夫で、コーディネート失敗知らずの食卓へ
■大皿や一点ものは、立てる収納
作業台横の幅48×奥行き50×深さ32cmの大きい引き出しには、大皿や一点ものの皿をしまっています。食材や保存容器なども一緒にしまっているので、スペースを効率よく使うため、立てて収納しています。
愛用のディッシュスタンドは、「リッチェル」の「トトノ 引き出し用 ディッシュスタンドN ワイド」と「家事問屋×cotogoto」の「ディッシュスタンド18」です。どちらもそれぞれに使いやすくておすすめです。
サイズや形がバラバラだと重ねづらいし、重ねても下のものは使う機会が減りそう。その点、立てる収納はおすすめです。
子ども用食器は軽くて割れないので、ディッシュスタンドを使わずに立てています。
■銘々皿は、コンパクトでスタッキングできるものを選ぶ
作業台下の引き出しは、主に銘々皿をしまっています。比較的多いのは、直径12cmや15cmのコンパクトな皿です。
引き出しの中で収まりがいいのはもちろんですが、それ以外にもメリットが多いんです。食事の際に使うトレイの中で収まりがよく、食洗機にも効率よく入れられます。人が集まるときも、4人サイズの食卓では、コンパクトな皿のほうが重宝するのです。
さらに銘々皿は、スタッキングしやすいものを選ぶようにしています。コンパクトに重なるものなら、引き出し収納でも数を増やせます。
同じサイズのものは重ねますが、サイズ違いのものは極力重ねないようにしています。家族は特に、サイズでお皿を選ぶことが多いからです。
「大きい引き出しならもっと自由度が高いのに」と思ったこともありましたが、今では小さめ引き出しが気に入っています。引き出しごとに持っている食器の把握がしやすく、一つ一つの食器が埋もれてしまわないのもいいところです。
食器収納アイデアは、こちらでも紹介しています:
・理想の食器収納への近道は、よく使う食器の置き場所をまずは確保すること
・「食器棚」はありません?! 片づけのプロが実践する食器の分散収納とは?
・食器が食器棚に入らない! シンプル定番の食器+彩りは大皿のマイルールで、ラクに収納・楽しく時短
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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