ちょっと疲れるきれい好き夫。こだわり派の衣類収納ルールとうまく付き合う方法

おはようございます。
ライフオーガナイザーの下川美歩です。

片づけられない夫にお困りの声をよく聞きますが、きれい好きな夫もなかなかの困りもの。がんばって合わせていると、こちらが疲れてしまうのです。

わが家のきれい好き夫は衣類収納にもこだわりがあって、なかなか大変。ルールに縛られるのが苦手な私が、きれい好き夫のこだわり収納にどう付き合っているのかをご紹介します。

■ありがたいけれど、ちょっと疲れるきれい好き夫

わが家の夫は、元々きれい好き。学生時代からのひとり暮らしで、掃除・洗濯などの家事を一通りマスターしています。10年間のひとり暮らしの間にできたルーティンがあり、それを今も続けています。

たとえば、帰宅後のルーティン。決まった場所にバッグを置いて、スーツをハンガーにかけて風を通し、部屋着に着替えて、脱いだ服を洗面所のカゴに入れます。

ちょっと疲れるきれい好き夫。こだわりルールの衣類収納とうまく付き合う方法

おかげで脱ぎっぱなしはなし、部屋はいつも整理整頓されていて、とてもありがたい。けれど、朝の身支度ルーティンでは途中で話しかけると嫌がられ、掃除のときに動かしたものを戻した位置が少しずれているだけで指摘され……。ちょっと疲れるのです。

■きれい好き夫のこだわり収納用品選びとルール

夫の収納へのこだわりは、効率的に収めること。クローゼットや引き出しで使う収納用品を探して、ひとりでニトリやIKEAへ行っているようです。
いつの間にかクローゼットにかかっていたのが、「IKEA」の「ASSLA ラッスラ」。狭いクローゼットの中を仕切るために、わざわざ幅の狭い子ども用の収納用品を選んだそう。アイテムごとに、ハンガーバーの左右どちらにかけるか、たたんで何段目に入れるか、収め方にルールがあります。

ちょっと疲れるきれい好き夫。こだわりルールの衣類収納とうまく付き合う方法

夫がベッド下の大きな引き出しに使っているのは「IKEA」の「SKUBBスクッブ ボックス6点セット」。大小のボックスを組み合わせて、靴下や下着、Tシャツを入れています。効率よく収めるために、引き出しの深さや収納ボックスの大きさに合わせた、たたみ方のルールがあります。

■「ここまでしかやりません」宣言でストレスなし

ルールに縛られることが苦手な私にとっては、夫のルールを覚えるだけで大変。それでも、結婚当初の私は「洗濯は妻の仕事」と思い、がんばって夫のルールに合わせていました。

ところが、私がたたんだ衣類を夫がたたみ直すこともしばしば。「合わせられない私が悪いの?」とモヤモヤがつのり、いっそこと合わせることをやめることにしました。「ここまでしかやりません」宣言です。

夫の衣類は、洗濯して乾いたら取り込むところまでしかやりません。ハンガーにかけて外干ししたら、ハンガーのままダイニングチェアにかけておくだけ。

ちょっと疲れるきれい好き夫。こだわりルールの衣類収納とうまく付き合う方法

乾燥機で乾かしたときは、半分にたたんでダイニングテーブルに置いておくだけ。出しっぱなしが嫌いな夫はすぐにクローゼットや引き出しに戻すので、置きっぱなしになることはありません。

ちょっと疲れるきれい好き夫。こだわりルールの衣類収納とうまく付き合う方法

これで、私はルールに縛られなくなってストレスなし。夫は自分で戻すことが苦にならないので、問題なし。もしかすると、もともと夫は、私にやってほしいと思っていなかったのかもしれません。

一緒に暮らす夫婦でも、こだわりたいポイントは違います。できること・できないこと、やってほしいこと・やってほしくないことも違って当たり前。

こだわる相手にうまく付き合うには、それぞれストレスなくできることを伝え、あとはこだわる本人に任せるのがいいようです。ほかにも「ここまでしかやりません」宣言ができる家事を探してみようと思います。

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ライフオーガナイザー 下川美歩
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