薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。

親にとっても子どもにとっても、「薬の時間」はストレスを感じるもの。子ども2人の処方薬が重なると、管理する薬の量も多くなります。そうでなくても慌ただしい食事の時間に、毎回薬を袋から出して準備することは大変です。焦って粉薬の個包装を破るときに失敗し、イライラしたことも数知れず……。

そこで、「薬の準備をするとき、私にとって優しい方法は?」と考えて、「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」収納で処方薬の管理をしてみました。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

■「薬の時間」のストレスを減らしたい

薬が苦手な子どもは多いと思いますが、わが家の7歳になる娘もまだまだ薬が苦手です。毎回食事のたびに、不機嫌になる娘を励ましたり、急かしたり……と、サポートが必要です。そのため、必要なものだと理解していても、長期の処方薬が出ると思わずため息をついてしまうほど、親にとっても「薬の時間」はストレスです。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

さらに、子ども2人同時に処方薬が出ると、親にかかる手間は倍増!誰がどの薬をいつ飲むかという薬の管理、薬の準備、薬を嫌がる子どものサポート。また忙しい朝は特に、時間との闘いも加わります。そこで、少しでも親の負担を減らそうと考えるようになりました。

■誰が見てもわかる!袋から出して子ども別に分けるだけ

まず、毎回、袋から出して切り分けることをやめました。

薬は持ち帰ったらすぐに袋から出し、粉薬の個包装は1つずつ切り離す。そして、子ども別に分けます。こうしておくだけで、必要な粉薬をパッと簡単に取り出せます。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

また、飲む薬の種類を間違えたり、冷蔵庫にあるシロップを忘れたりしないように、子ども達がそれぞれ飲む薬の種類がわかるようにメモを貼っています。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

このメモのおかげで、あれこれ考えず薬の準備ができるようになりました。私と夫、どちらが薬の準備をしても安心です。

■目に入るから忘れない!薬は配膳スペースに出しっぱなし

袋から出しバラバラに切り離した粉薬は、はじめはカトラリーを収納している引き出しに入れていました。食事のときに必ず開ける引き出しなので、準備を忘れることがなく、見た目もスッキリして良かったのですが、2人同時に溶連菌にかかったときに、処方薬が多過ぎて入りきらないということがありました。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

それから薬の定位置は、配膳スペースであるキッチンの作業台になりました。処方薬がある間は、出しっぱなしです。

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

わが家では、粉薬を飲ませるのにお湯も使うため、思った以上にこの場所にして良かったと感じています。処方薬を飲み終わり、薬がすべてなくなって、作業台の上がスッキリしたときの喜びも大きいです(笑)

薬は袋に入れっぱなしにしない。誰が見ても「わかる」「パッと取り出せる」「忘れない」管理法とは?

子どもにとっても大人にとってもストレスな「薬の時間」。余裕があるときに、少しだけ手をかけて「使うときに優しい収納」にしておくことが、バタバタしがちな私を助けてくれています。

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ライフオーガナイザー 木村道子
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