おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
「洋服はあるのに着るものがない」と感じるとき、ついつい新しい洋服を買いにお店に駆け込みたくなりますが……、グッと我慢して、クローゼットの中を見直すようにしています。新しい洋服を買う前にやると無駄な買い物が減る、洋服の見直し方をご紹介します。
■感情×行動で分けるとわかる!「好きだけど着ていない洋服」
洋服の場合、単純に「好きor嫌い」や、「着るor着ない」で分けられず、手放せないこともありますよね。「高かったから手放せない!」など、ほかのものよりも気持ちが入りやすい洋服は、「感情」と「行動」がミックスした質問で分けると、自分にとって必要なものがわかることがあります。
実際に、ニットとシャツを全部出して分けてみました。分け方は次の4つです。
①好き×着ている
②好き×着ていない
③好きではない×着ている
④好きではない×着ていない
分けたあと、必要なものはクローゼットへ戻し、手放せるものは手放します。
①好き×着ている→クローゼットに戻す。
②好き×着ていない→要検討!
③好きではない×着ている→仕事用など、必要な服はクローゼットへ。代用できるものがあれば手放す。
④好きではない×着ていない→手放す。
次に、クローゼットに戻すか?手放すか?迷いがちな②の「好き×着ていない洋服」について深掘りします。
■着ればわかる!「好きだけど着ていない洋服」は必要か?
「好きだけど着ていない」洋服がわかったら、「なぜ着ていないのか?」について思考の整理をしてみます。
「着心地が悪い」「サイズが小さい」「合わせるものがない」など、理由を言語化すると、着なかった理由がわかり、手放しを検討することができます。
迷う場合は、実際に1日着て生活をしてみて、「また着たいかどうか?」実験です!ふとした瞬間に鏡に映った自分を見てガッカリ。その日のうちに手放したくなったことも……。
そのほか、多少の痛みはともないますが(笑)、家族にリアルな意見をもらう方法もおすすめです。
「好きだけど着ていない洋服」を見直すと、残すべき洋服がわかります。
■着る方法が見つかれば、新しく買い足しもアリ
それでも手放せない! やっぱり着たい、「好きだけど着ていない洋服」は、アイテム名で検索し、インスタや雑誌の画像でコーデのイメージを膨らませています。
たとえば、「ストライプ シャツ コーデ」で検索し、好きな雰囲気の画像を集めます。
画像を参考に、改めて手持ち服でコーデを考えると、新しい組み合わせを発見!新しく買う必要がないことに気づくことも。
好きなのに活用できていなかったシャツは、ニットと重ねると着られそうな予感です。
また、コーデの幅が広がりそうなアイテムがあれば、洋服の買い足しを検討します。私の場合は、いつも同じようなスタイルに飽きてきたので、コーデの幅が広がりそうな、カラーパンツを購入しました。
「好き」なら着なくちゃもったいない。無駄な買い物をせず、手持ち服が活用できるよう、定期的な見直しを続けていこうと思います。
クローゼットの片づけアイディアについてはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日