おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
以前、わが家のリビングで置き場の決まらない“名もなきモノ”の収納についてご紹介しました。あれから2年、一時置きボックスがその後どんなふうに変わったか、しまう場所の決まらないものの収納のポイントについてご紹介します。
■“名もなきモノ”たちの収納から2年
いただきもののきれいなリボン、増えがちなフックやラベルグッズ、今は飾らないけれど取っておきたいガーランド……。わが家では、そんな住所を決めにくいものをまとめて一時置きボックスにしまっています。
>>>どこにしまえばいいかわからない!“名もなきモノ”の片づけ方
雑多なものを入れておけるので重宝していたのですが、最近ではものが増えてずっしりと重く、出し入れが大変に。そこで中身を見直すことにしました。
■ものの名前が見えてきた!フック類の収納
中身を見ていくと、当時は“名もなきモノ”だったけれど、今では名前がつくものが出てきました。
その一つがフック類です。「S字フック」や「有孔ボード用フック」、「マグネットフック」などなど。比較的よく出し入れするので、深いファイルボックスから探し出すのが億劫でした。
そこで、「無印良品」の「PP小物収納ボックス6段」にしまうことに。ラベルを貼ってお目当てのフックをすぐに取り出せるので便利です。引き出しはリビング収納の中段に置いています。
■ものの名前が見えてきた!収納&デコグッズの収納
一時置きボックスには、ほかに、「収納グッズ」、インテリアの「デコレーショングッズ」と名前がつけられるようなものがたくさんありました。
それぞれボックスにまとめて、個室の収納棚にしまっています。
■定位置を決めるには、「集めて」「寝かす」がポイント
ものの“名前”がわかるようになるのは、2年という時間をおけたことが大きかったです。寝かすことで、当初は処分しづらかったものが「もうこれからも使わない」と思えたり、フックのように同じようなものが増えてくると、グループができておのずと名前がついたり。
ときどき出し入れするものは、「こんなときに使うんだな」と使い方をイメージできるようになりました。
加えて、一見すると脈絡がなくても“集めておく”ことも大事なポイントでした。あちこちに置いたり名前のあるものと混ざったりしていると、探すのも大変だし、いつまでも置いたままになっていたと思います。
“名もなきモノ”として定位置を作っておくと、あちこち探さなくても見つかるし、今回のように不便さが目立つので見直すきっかけも生まれます。
わが家の一時置きボックスは一旦空っぽになりましたが、サイズを小さくして続行中です。そのうち中にものが入ってきたら、また新たな収納場所づくりができるまで寝かしておくつもりです。
“名もなきモノ”の収納のヒントに:
・「置き場所を決めにくいアイテム」、片づけのプロはどこに収納している?
・モノの定位置が決められないのはなぜ? 置き場所が決めやすいもの・決めにくいもの
・どこに置く? 急に届く大きな荷物も、専用の収納場所を定位置に
あなたは生み出された時間で何をしますか?
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし