おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に住む共働きライフオーガナイザー金田友美です。
実家の築40年超のマンションに引っ越すにあたり、キッチンをリフォームすることになりました。前編はこちら。
>>>築40年超えマンションのキッチン・リノベーション体験記(前編)
いよいよリフォームが始まると、苦手な電気系統や家具の配置など、キッチンの設備やインテリアのほかに、たくさん決めなくてはいけないことが出てきました。本日は、リフォーム初心者の視点からの体験リポート後編をお届けします。
■ 壁撤去のリフォームは照明のスイッチの位置変更が必須
打ち合わせを終えて、いよいよ工事が始まるかと思われた矢先、「キッチンやリビングのスイッチはどこに設置しますか?」と、業者さんから連絡が入りました。
独立タイプのキッチンからカウンターキッチンに変更するために、壁を撤去するのですが、その壁にあった照明のスイッチの場所を変更しなくてはなりません。私はシンクの機能やパネルの色ばかり考えて、こまかいことに目が向いていませんでした。途方に暮れる私に、業者さんから設置可能な場所をいろいろ提案していただきました。
結局、実際に玄関からキッチンへ、またリビングからキッチンへの動線をシミュレーションして、無意識でもいちばん押しやすい場所、キッチン出入口の外廊下に設置しました。
■ 家具の配置場所が未定の場合、電源は多めが便利
食器棚を造り付け家具にするか、冷蔵庫の位置をどうするか、などを決めきれないまま、工事が始まりました。現在のキッチンとあまり動線を変えたくない思いで、とりあえず食器棚は使っているものをそのまま、冷蔵庫はキッチン入り口に設置することにしました。
工事にあたって、壁のコンセントの位置や数を決めるのですが、今後模様替えをする場合、コンセントの位置が問題で変更ができないと残念だなと思い、業者さんに相談しました。すると、「金額的な変更はそれほどないため、電源はいろいろな高さ、場所に多めに設置したほうが、何かと便利」とアドバイスを受けました。
結局、4個の予定だったコンセントは、6個に変更となり、レイアウト変更も気軽にできそうです。
■家族会議を経て、将来の変化も見据えた理想のキッチン完成
リフォームにあたり、私はぜひとも設置したかった食洗機ですが、食器洗い担当の夫は不要とのことでした。けれども、今後私が食器洗い担当になる可能性も考え、いつでも設置できるよう、電源と排水管はつけてもらいました。
また、吊り戸棚を作らなかった分、夫は収納面に不安を感じていました。私は、キッチンは引き出し型になったことで、収納が増えたこと、収納が多すぎるとものが増えて、管理しきれないことを説明し、納得してもらいました。
現在の狭小キッチンの経験から、収納の多さより、動きやすさ、使いやすさにこだわって、約3週間でわが家の初めてのリフォームは完成しました。引っ越しまであと1カ月。理想のキッチンに立てる日が楽しみです。
キッチンのリフォームについてはこちらも参考に:
・【実録】キッチンの吊り戸棚を撤去してみた!費用やメリット・デメリットは?
・動線計画・収納計画だけじゃなかった! 理想のキッチンづくりに必要なもの
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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた