おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
家の中でいちばんカビが気になる浴室。浴槽を洗うだけならいいけど、カビが生えやすい凹凸のあるモノを洗うのが、どうしても面倒くさい!と思ってしまいます。そんな私がたどりついたのは、あるのが当たり前だった「お風呂のフタ・洗面器・椅子」を見直し、手放すことでした。
■お風呂のフタは、保温する必要がなければ無くても大丈夫
ライターの濱名さんも手放されていましたが、わが家のお風呂のフタも数年前からありません。
>>>お風呂のフタ、本当に必要? 手放してみてわかった5つのメリット
処分した当時、私と娘は一緒に入浴していましたし、時間帯の違う夫はシャワー派。娘が大きくなっても、続けて入ってしまえば、保温のためのフタは必要ありません。仮に入るのが遅くなったとしても、その時は追い炊き機能をたまに使えばいいだけ。
ジャバラ式ではなくフラットなフタで、比較的掃除はしやすい形状でしたが、それでもフチの汚れは気になります。賃貸のため、風呂フタフックは外せませんが、広くはない浴室で場所をとる存在がなくなりスッキリ!
■フチに汚れが溜まる洗面器は、シャワーで代用できる
実家にいたころは、かけ湯とボディタオルを洗うときに使っていた洗面器。でもいつの間にか、かけ湯はシャワーを使うようになり、体を洗うときには家族全員素手で洗う(肌にも優しいと言われています)ため、必要性を感じなくなりました。
唯一使っていたことといえば、娘が洗面器を使って浴槽の中で遊んでいた「おならごっこ」。そんな娘の許可もおりたので、処分を決めました。
洗面器を引っ掛けて収納しても、フチに水分が残ってしまい、あまり使わないにもかかわらず、丁寧に掃除しないといけないストレスから解放されました。
■脚のゴムがカビやすい椅子は、意外に座っていない?
浴槽に引っ掛けていても、まめに掃除しないと脚のゴム部分にカビが生えてしまうお風呂の椅子。夫はもともと使っていませんでしたし、私は使ってはいましたが、椅子に座ってゆっくり洗うよりも、さっさと洗って湯船につかりたいので、無くても問題ないなと思っていました。
そう思っていたにもかかわらず、なかなか処分に踏み切れなかったのは、「もしかしたらまた座るかも……」という思いがあったから。特に、ぎっくり腰のときです。でも実際にそうなったときは、お風呂の椅子では高さが足りず、結局、浴槽のふちに座っていたことを思い出しました。
それでも、「疲れているときには、また座りたくなるかも……」という思いが払拭できずにいたので、試しに片膝をついて髪を洗ってみたら、これで十分ラクだということに気がつきました。
子どもの頃から浴室にあるのが当たり前だったモノばかりですが、「もしこれが無かったら?」と考えたことで、日々の浴室メンテナンスがとてもラクになりました。掃除の手間がなくなるだけじゃなく、置くためのスペースも必要なくなるので一石二鳥ですよ!
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ライフオーガナイザー 森麻紀
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