おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
3年間に2度の引っ越しを経験し、多少状況が変わっても、収納方法に定番パターンがあると楽に対応できることに気づきました。お決まりの収納パターンが見つかる前後の変化や、その見つけ方をご紹介します。
■ごちゃごちゃな状態からお決まりの収納方法が見つかるまで
ライフオーガナイズを学びはじめた私は、2014年から2015年にかけて、これまでどう収納したらいいのかわからなかった、ごちゃごちゃの洗面台下を少しずつ整えました。
すべてを出して、収納したいものを厳選。一度はスッキリしたつもりでしたが、家中片づけはじめると、また新たに洗面台下に収納したいものが出てくるので、しばらく様子を見守ることにしました。
様子を見ているうちに、ハンガーは絡まるのがストレスなので、「突っ張り棒を使って引っかけると良さそう!」。掃除用品や、化粧品のストックは、色も形もばらばら。おまけに「選ぶものも変わることがある」とわかってきました。
ばらばらするものは、ざっくり収納できて、見た目がスッキリする「無印良品」のファイルボックスに収納することにしました。
これ以来、突っ張り棒と「無印良品」のファイルボックスが、私のお決まりの収納パターンに。2015年にこの状態に整えてからは、収納するものが変わっても、以前ほど乱れた状態にならなくなりました。時間をかけたことで、そこに収納したいものの特徴や、自分に合った収納方法をじっくりと見極めることができたからだと思います。
■3年間に2度の引っ越しでも対応できた、お決まりの収納パターン
2018年からの3年間で2回引っ越しましたが、お決まりの収納パターンがあったおかげで比較的スムーズに対応できた気がします。リネン庫がかなり大きくなって、収納スペースにぐっと余裕ができた2018年の引っ越し時の様子がこちら。
ここには備え付けのハンガーバーがあったので、突っ張り棒は使わないことに。ファイルボックスを引っ越しの段ボールから出して、そのまま収納しました。
2021年の引っ越しでは、リネン庫がぐっとコンパクトになった分、洗面台下に収納するものが、今まででいちばん多くなりました。
洗濯機横にもハンガー収納ラックを付けましたが、洗濯物をためたときに必要な、予備ハンガーの収納場所として突っ張り棒を復活させ、ファイルボックスは中身を見直して2個に減らしました。
お決まりの収納方法のパターンがあったので、引っ越しのたびに0から考える必要がなかったのが助かりました。
■自分に合ったお決まりの収納パターンの見つけ方
自分に合った収納パターンができたのは、次の3つを意識したおかげだと思います。
1.これだけは収納したい!と思うものを決めた
2.自分の使い勝手に合う収納方法を見つけた
3.好きな収納用品を見つけた
じっくり観察したことで、収納したいアイテムの特徴や自分の使い勝手にあった、お決まりの収納パターンを見つけることができました。そして、そのベースがあったから、他のものを組み合わせる感覚で、以前より楽に収納方法を決められるようになりました。
自分の好きな収納パターンが見つかるのは、収納の定番コーデが一つできるような感覚かもしれません。
パターンを見極めて管理が楽になったアイデア:
・食器のコーデはワンパターンでも問題なし! 食器収納は1軍2軍で分けると使いやすい
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ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「自分らしさ探究家」−自分らしさとこの世界の幸せな関係