普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

おはようございます。
ライフオーガナイザーの下川美歩です。

わが家の食器収納は、シンクの背面にある食器棚のみ。手が届きにくい上段に使用頻度の低い来客用、真ん中から下には普段使いの食器を収めています。シンクで洗ったら振り向くだけでしまえる配置が、とても便利。そのため、食器はここに入るだけにしようと決めています。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

■夫への「もらわない」「集めない」宣言で増やさない

結婚当初の食器は、ほとんどが夫の実家からのいただきもの。和洋さまざまなアイテムが、次々と送られてきます。さらに、子どもが生まれると、夫がノベルティのキャラクター食器を集めるようになり、どんどんと増えていきました。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

はじめは喜んでいた子どもたちですが、成長とともに興味がなくなり、食器棚の中は使わない食器でいっぱいになってしまいました。そこで、食器を増やすのをやめようと、夫へ「実家からもらわない」「ノベルティものは集めない」と宣言。新品はリユースで手放し、新しく買うのは買い替えのときだけと決めました。

■シンプル定番シリーズで和洋中に使いまわす

買い替えで選ぶのは、シンプルな定番品です。お皿や丼は、「無印良品」の「白磁」シリーズ。くせがないので、和洋中どんな料理にも使えます。たとえば、数年前に購入した大きな麺鉢はラーメンやパスタ、カレーライスのほか、煮物などをまとめて盛る大皿としても使っています。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

グラスは「デュラレックス」のもの。毎日飲むお茶や牛乳のほかに、たまに飲むビールやワインにも使っています。マグカップは「イッタラ」と「イケア」を2個ずつ。コーヒーや紅茶だけでなく、カップスープにもちょうどよい大きさです。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

シンプルな食器を使い回せば、料理や飲み物に合わせた専用アイテムを持っていなくても困りません。定番品は、割れたときに買い替えやすいのもいいところです。

■同じシリーズで組み合わせれば人数分必要なし

食器を買うとき、5客セット、または家族の人数分を揃えることが多いと思います。でも、4人家族のわが家には、丼は2つずつ、皿は3枚ずつしかありません。はじめは買い足すつもりでした。それが、家族全員で揃って食事する機会が減り、人数分なくても足りることに気づきました。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

家族全員が揃うときには、食べる量に合わせてサイズ違いを組み合わせれば大丈夫。同じシリーズなので、組み合わせて食卓に並べても違和感がありません。

■少ないから「出す・洗う・しまう」がスムーズ

買い替えを進めて食器の数が減ってくると、変化がありました。まずは、食器棚の中に何があるか一目瞭然になり、使いたい食器を迷わず出せるようになったこと。

普段使いの食器は少なくていい。「出す・洗う・しまう」がスムーズになる食器の揃え方

そして、食器洗いがラクになり、シンクに食器が溜まりにくくなったこと。次々に新しい食器を出していては足りなくなるので、使ったらすぐに洗うようになりました。数が少ないと、洗うのも、しまうのもラクちん。食器を「出す・洗う・しまう」の流れ全体がスムーズになりました。

わが家の場合、食器はこれで充分。数を増やさず、使い回しと組み合わせがしやすいシンプルな食器に買い替えていこうと思います。

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ライフオーガナイザー 下川美歩
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