鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散収納にしてもすぐに取り出せる理由

おはようございます。
ライフオーガナイザーの濱名愛です。

コンロ下の引き出し収納が使いやすかったのに、引っ越しで観音開きの扉収納になりました。しかも、狭いコンロ下のスペースは、すべての鍋を入れると、とっても使いづらい!

そこで、考え方を変え、使用頻度に合わせた分散収納にしたところ、とても使いやすくなりました。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

■コンロ横のオープン収納でゼロアクション収納

築40年弱のわが家のキッチンは、今どきのシステムキッチンよりかなり低め。床からコンロ上までの高さが約80cm、コンロ下の扉は床からの高さが54cm。手持ちの鍋をそのまま収納すると使いづらくなるため、コンロ横にオープンラックを置き、ふだんよく使う鍋を収納しています。

使っているのは、前の家のパントリーで使っていた「アイリスオーヤマ」の「メタルシェルフ SEM-5508」です。ほぼ毎日使う鍋がコンロの真横にあり、ゼロアクションで取り出せるのが最高に便利で気に入っています。また、洗った後は、軽く拭いて置きっぱなしで乾くのも嬉しいポイントです。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

ここには、ティファールのフライパンとウォックパン、圧力鍋、ステンレス深鍋、フライパン(小)、片手鍋(小)、土鍋を置いています。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

見た目のごちゃつきが気になるオープンラックですが、ほとんどステンレス製でシルバー色、フライパンだけは裏返すと色がありますが、下のほうなので、あまり気になりません。

また、オープンラックはほこりが心配ですが、土鍋以外は、ほぼ毎日使う鍋ばかりで、フタをするか裏返して置くので、あまり気にしていません。土鍋だけ、使う前に軽く洗います。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

ラックの設置場所は、掃き出し窓を少しふさぐ場所ですが、1日1〜2回、外の植物の水やりやゴミ出しで私が出入りするだけなので、特に不便はありません。

■使用頻度が低めの鍋は1〜2アクションで取れる場所へ

コンロ横に置いた鍋より使用頻度が低い、小鍋と取っ手が取れる深鍋(大小各1)は、コンロ下の上段に収納しています。扉を開いて、少ししゃがむと取れる場所です。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

使用頻度がさらに低いモノは、吊り戸棚へ。コンロの斜め上の床上180cmの場所で、下段は背伸びして届くので1アクション、上段は踏み台が必要な高さで2アクション必要ですが、たまに使うモノなので、出し入れの手間はあまり感じません。

下段には、スキレットと天ぷら用鍋、上段にはせいろ用鍋、すき焼き鍋を収納。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

せいろは乾かしたつもりで吊り戸棚に収納したら、カビが生えかけたので、あわてて調理台上のオープンラックを定位置にしました。

鍋収納は使用頻度別に3段階アクション! 分散してもすぐに取り出せる理由

■フタは、コンロ下より便利な場所で1アクション収納

ほとんどの鍋はフタをしてラックに置きます。ティファールのフライパン、ウォックのふたは、コンロ横やコンロ下では収まりが悪かったので、コンロ斜め後ろの引き出し下段を定位置に。立てて収納しています。この位置は、シンク前で洗った後に戻しやすく、コンロから振り返ると取れる位置なので、鍋と別の場所でも不便は感じません。

■使用頻度に合わせて、無意識に取り出せるのがベスト

分散収納は、やり方によっては、どこにしまったかわかりにくくなりますが、自分の使用頻度で分け、動線を考えて納得した収納場所なので、使いやすく感じます。メインで使う鍋は、よく見える場所にあるので、たまに家族が料理するときも困ることはなく、今のところ、この収納がベストだと感じています。

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ライフオーガナイザー 濱名愛
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