一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でも片づけられる収納方法とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの大和恵子です。

子どもには、「片づいた部屋で充実した日々を送ってほしい」と願うのが親心。わが家の息子は片づけが苦手で、「一人暮らしになったら部屋が荒れるのでは?」と心配していました。

それが、クローゼットの収納方法を変えたことがきっかけで、片づけのコツをつかんだようです。その収納方法を、紹介します。

■「たたむ」からの片づけの流れを全面拒否!

片づけができなかった頃は、洗濯ものは私がたたみ、子ども部屋の前の棚に置いて、息子がそれを引き出しに入れるというのが収納の流れでした。ところが、洋服が棚の上に置かれたままのことが多く、それが床に散乱することも……。

一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でもできる収納方法とは?

私は、簡単なことだと思っていましたが、息子にとってはそうではなかったようです。

「今は、たたんでくれているけど、すぐ着る服をいちいちたたむこと、引き出しに入れること、そしてそこから出すこと、さらに引き出しの中をきれいに整えることは、全部面倒だし、無理。できればやりたくない」(!)と。

この収納方法は、やめたほうがよさそうでした。

■今の片づけ方がストレスになるのなら、どうしたい?

苦手なこと(たたむ、きれいに並べる)を回避して、楽に片づけやすい収納方法を息子と考えました。相談の結果、洗濯ものが乾いたら、ハンガーにかけたままクローゼットに収納することを試してみることに。

一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でもできる収納方法とは?

たたむ、引き出しに並べる、をやりたくない息子の片づけやすい収納方法です。

次の3点に注意しながらやっていくことにしました。
・違うアイテムが混ざらないようにハンガーをかける
・靴下や下着は、軽くたたみボックスにポイ入れする
・やりにくい、面倒と感じたら他の方法も考えてみる

一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でもできる収納方法とは?

最初は、「そんな簡単なことでいいのか?」と言っていましたが、洗濯ものがうまく収納されるようになり、「これはいいね」に変わりました。その後は、自分にとって楽で、使いやすい方法を考え、部屋全体も自ら片づけています。

一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でもできる収納方法とは?

「自分に必要なものを、使いやすい場所に収納して、片づけやすい収納方法を考える」が腑に落ちたようで、この片づけ以降、クローゼット、部屋全体も、大きく散らかることは、なくなりました。

片づけやすい方法は人それぞれなのに、私のしたい片づけ方法を押しつけていたようです。片づけがうまくいっていない息子に、「片づけて!」と言う前に、どうすればもっと楽に片づけができるのか?を一緒に考えることが必要でした。

■ハンガーにかけての収納にしておいてよかった!

今年 4 月から一人暮らしを始めた息子が、一人暮らしのクローゼットの画像を送ってくれました。クローゼットの形、幅が変わり、スーツなどが増えましたが、ハンガーにかける収納で見やすく使いやすそう。

一人暮らしのクローゼットがスッキリ!元汚部屋寸前だった息子でもできる収納方法とは?

息子は、「片づけをすると頭の整理ができていい。今は、片づけをする時間もないので、片づいている状態を維持することを意識している。片づけをしやすくしているので散らかっても15分以内にリセットできる。洗濯をするようになってたたむことの大変さにも気づいた。ハンガーにかけての収納にしておいてよかった」と。

模範解答にびっくりですが、ひと安心しました。

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ライフオーガナイザー 大和恵子
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