おはようございます。
ライフオーガナイザー金田友美です。
片づけているはずなのになんだかスッキリしない、または、気がついたらものが増えていた、そんな経験はありませんか?
私は今春の引っ越しのときに、たくさんのものを処分。一応整ったはずの新居ですが、なんだかスッキリせず、モヤモヤとしていました。そこで家中を点検してみると、引き出しの中や、押入れ、本棚に「ものの吹きだまり」を発見しました。
実は、そこにあるものたちは、私にとって「苦手なこと」に関連したアイテムだったんです。本日は、苦手だからこそ発生した、ものの吹きだまりの解消法について紹介します。
■家電オンチゆえに、なんとなくとっておいたコード類は一掃
わが家は夫婦揃って機械オンチです。新しい家電やガジェット類を購入しても、機能は3割ほどしか使いこなせず、調子が悪くなって、取り扱い説明書を読んでもさっぱりわかりません。
それゆえ、たくさんついてくる付属のコード類も、もちろんすべては使いこなせません。けれども「いつか使うかもしれない」と、一カ所にまとめて、物置にしまっていました。
が、万が一このコード類に出番があったとしても、私には正解のコードを見つけられそうにありません。しかも、物置に眠っているコードなしで、現在わが家の家電は問題なく動いています。
一生日の目を見ることがなさそうなので、使い道がわかるものだけ残して、スッキリしました。
■「苦手なこと」だからものが増える? 使うものだけにしぼる
家中を点検したときに気になったものが、もうひとつありました。それは洗面台下の洗剤の多さです。もともと掃除があまり好きでも、得意でもなく、とにかく楽にきれいになることを優先しています。
「好きではないのに、なぜアイテムが多いのか?」と洗剤類を見てみると、「〇〇専用洗剤」がとても多いことに気がつきました。
苦手意識ゆえに、「これさえあればきれいになる!」と思い、次々と買い込んでしまったことが、ものが増える原因でした。使いこなせる量ではかったので、1年使っていないものは処分しました。
苦手なことほどものが多いことに気づいたので、私が最も苦手にしている裁縫箱をチェックしました。こちらも使っていないものだらけです。
母から譲り受けたものも混じっていましたが、裁縫が苦手すぎて、何が必要で、なにが不要かの判断ができませんでした。そこで、ボタン付けがギリギリの自分のレベルにあったものだけを残して、必要最小限としました。
■いつか取りたい資格の参考書は、最新版で買い直し
苦手なことだからこそ多いもののほかに、苦手意識があって手放せないものもありました。それは資格関連の本です。
以前に試験勉強をしていたのですが、残念ながら結果は不合格でした。いつか再チャレンジしようと思いつつ、再び参考書を手に取ることなく、ずるずると月日がたってしまいました。
掲載されている情報も古くなり、新たに勉強するなら最新のものが必要です。「苦手分野だから」と後回しにし続け、今回ようやく手放すことにしました。再受験を考えるときがきたら、今は電子書籍もあるので、そちらを検討してみてもいいかな、と考えています。
手放し方のアイデアについてはこちらも参考に:
・食べきれない食品を無駄にしない。簡単に寄付できる「フードドライブ」という手放し方
・紙袋の手放し方。「相手に無駄な期待をさせない」という処分基準はいかがですか?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた