おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。

一つの部屋を息子の個室にしたことをきっかけに、今までその部屋に収納していた自分の服を移動させました。移動先に選んだのは、押し入れです。布団も収納しているので、押し入れの約半分のスペースを使用しています。

押し入れをクローゼット仕様にするために工夫したこと、買い替えたいけどもったいなのでそのまま使っている収納用品などを紹介します

■プチDIY:押し入れ内にバーを取り付けて、かける収納を可能に

押し入れには服をかける場所がないので、バーを取り付けてかける場所を作りました。家に使っていなかった「IKEA」のバーがあったので使用しています。

丈の長いものはかけられないけど、ハンガーで収納できる場所があると断然便利で、取り付けてよかったと実感しています。

■費用ゼロ:クローゼットで使っていた引き出しをそのまま使用

押し入れは奥行きが長いので、新たに押し入れ用の引き出しを購入しようかと考えていました。ですが、もともとクローゼットで使っていた「無印良品」の「ＰＰ収納ケース引出式横ワイド・小」や、「ポリプロピレンケース・引き出し式・深型」の引き出しは、まだきれいでもったいないので、結局そのまま使用しています。使ってみて「不便だったら買い替えを検討する」と決めると、すんなり行動できました。

押し入れに入れてみると、手前のスペースがずいぶんと余ります。特に靴下やハンカチを収納している引き出しの前により広いスペースができるので、カゴを置いて“部屋着置き場”としてのスペースとして使用することにしました。

カゴの後ろ側にくる引き出しには、普段あまり使わない季節の小物などを収納して、引き出しを開ける頻度を低くしています。

■分散収納：季節外、2軍3軍は別の部屋のクローゼットへ

押し入れは真ん中に棚があるので、長い丈のワンピースなどをかけて収納するのは難しいです。そこで、押し入れとは別の部屋のクローゼットに収納することにしました。併せて、冠婚葬祭用や着用頻度の低い服もクローゼットに収納しています。

押し入れ以外に服を収める場所を作ったことで、押し入れにゆとりを持って収納できます。ふだん着る服が見やすく取り出しやすくなりました。

やむをえず押し入れをクローゼット代わりとして使用していますが、今のところ不便はないです。息子の部屋に服を取りに行かなくなって、動線的にもらくになりました。

一カ所のクローゼットだけではない服の収納記事はこちらも参考に：
・子どもの洋服はどこにしまう？ 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした
・「今着る服」に絞るからこそ快適！衣替えの手間をかけても幅40cmのクローゼットを使う理由
・「服が1カ所に収まらない！」分散収納にしても迷わない・困らないクローゼットの使い方

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ライフオーガナイザー　南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち