3時間ですっきり！ゴチャゴチャの収納の見直しのヒントは“分ける”にありました

おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。

年度始めは、新生活にワクワクする反面、新たなペースに慣れることにエネルギーを使い、自分で思っている以上に疲れていることもあります。疲れていると、片づけの気力も萎えがちですよね……。そんなときに乱れやすい場所のひとつが、ダイニングの収納。

かくいうわが家も、この春、長男と次男のダブル卒業があり、2人分の新生活に向けての書類等であふれ、ダイニング横がゴチャゴチャに。収納の見直しをした工程をご紹介します。

■ステップ1．時間切れを防ぐために、まずは時間の確保

かつてのわたしは、片づけ始めたはいいけれど終わらないうちにタイムリミットがきて、とりあえず元の場所へそのままつっこみ、結局片づかなかった……という失敗を繰り返していました。

時間の見積もりは難しいところですが、場所と片づけるモノによって推測して決めます。

今回わたしが片づけたい場所は、
・ダイニング横のスタッキングシェルフ6マス分
・スタッキングシェルフの上に積んでいる書類＆ダイニングテーブルに放置された書類
・スタッキングシェルフ横のキッチンカウンター下の収納2段分

スペースとしては広くはないですが、書類が多く、見た目よりも時間がかかりそうなので、今回は半日（3～4時間）確保することにしました。

次にスペースの確保です。今回は書類も多いので、ダイニングテーブルの上に出して分けることにしました。

ひとつひとつ出したモノを見て、「これはここで使うか？」「使用頻度はどうか？」「使わないけどここに置いておきたいものか？」などと自問自答してみると、今回は以下の6つの分類項目が浮かんできました。

・いつも使うもの
・たまに使うもの
・めったに使わないけど、このスペースに保管しておきたいもの
・寝室へ移動したほうがいいもの
・2階へ移動したほうがいいもの
・手放すもの（売るor破棄）

すべてのものを、この6つに分け終わるまでの作業で、ちょうど2時間でした。書類も一枚一枚確認したので、見た目の量のわりには時間が多くかかっています。

分類項目ごとにエリアを決めて、スタッキングシェルフに収納していきます。

①いつも使うもの
ダイニングチェアに座ったままラクに出し入れできるゴールデンゾーン（上段左2マス）。
②たまに使うもの
ダイニングチェアに座ったまま出し入れできる下段左2マス。
③めったに使わないけど保管
ダイニングチェアに座ったままでは出し入れできない真ん中上下段。

「ファイルボックスに書類」というのは、収納の定番っぽいイメージですよね。わたしも以前、試してみましたが、「書類を縦向きに収納すること」は、どうもわたしには合わないようでした。今は、ほとんど使わない保管書類のみファイルボックスに収納し、ふだんよく使う書類は、横向きの引き出し収納です。

キッチンカウンター下は、奥行も深く、あまり使い勝手がよくないので、防災用の水と食料のストック置き場にしました。手前に少し空きスペースができたので、カバンのちょい置き場所として使っています。

これらの配置で約30分、移動するものや手放すものの片づけで約30分、合計3時間ですっきりダイニングになりました。

モノがあふれていると、「どう片づけていいかわからない……」と、手をつける前からくじけそうになりますよね。そんなとき、“分ける”作業をしていくと、どう片づけていいかが“わかる”ことが多いと、経験から感じています。

“ダイニングのゴチャゴチャ解決”はこちらも参考に：
・マグネット収納がここにあったら！を叶える、簡単にマグネットがつけられる3つの方法
・100均「くつした整理カップ」を小物の定番収納に！文房具・薬・ヘアブラシをワンアクションで片づける

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