おはようございます。
ライフオーガナイザーの瀬川歩です。
わが家のクローゼットは6畳の寝室に作った1カ所のみ。息子の保育園の洋服はリビングに置いていますが、それ以外の家族の洋服やコート類はすべてこのクローゼットに収納しています。
この家に引っ越してきてから12年。クローゼットの仕組みはほぼ変えていませんが、洋服が溢れたり、片づかずに乱れているということはありません。家族5人で1つのクローゼットでも毎日片づく収納の工夫をご紹介します。
■家族5人のクローゼットは、一畳に満たない小さな空間
わが家のクローゼットは、幅164cm、奥行き84cm、高さ250cmの一畳に満たないサイズです。布団を敷く場所も確保しなければならないので、この大きさが精一杯。
クローゼットには、家族全員のコート、スーツ、洋服、下着類などはもちろん、夫婦のかばん、家族の水着、数年先までのお下がり、新しいタオルなども収納しています。
ハンガーにかけているのは、コートやスーツ、制服などのシワをつけたくないものがメイン。下に置いた衣装ケースは、幅39cm、奥行き65cm、高さ68cmのキャスター付きで、3段の引き出しがあります。合計9段の引き出しは、洋服の多さで家族それぞれ割り振っています。
■収納力を上げるには、畳んで収納する
家族5人でも洋服が溢れないのは、畳んで収納しているから。たとえば5枚のTシャツをハンガーパイプにかけると10cmほど場所をとりますが、畳んで収納すれば引き出しの6分の1で収納できます。ハンガーにコートやスーツをかけていて余裕のないわが家は、引き出し収納がベスト。
きれいに畳むことによって、さらに収納力がアップ。実は小さな頃から洋服やタオルを畳むのが好きで、よくお手伝いをしていました。そんなことが乱れないクローゼットや片づけの仕事につながっていると思うとおもしろいものです。
■洋服の量はクローゼットに合わせる
洋服の量を管理することも大切です。クローゼットに収まる分だけの洋服を持つと決めています。わたしや夫は洋服を一枚購入したら一枚手放す、いただいた子どものお下がりは厳選して残す、衣替えの季節に傷んだ洋服を手放す。
簡単なことですが、これをしないとあっという間に洋服が溢れてしまいます。洋服が好きな方にはちょっと厳しいかもしれませんが、収納家具を増やしてしまうと、あっという間に洋服が増えてしまうのです。
■ハンガーや衣装ケースのサイズも重要
ヘンガーや衣装ケースの大きさも重要です。コートやスーツには木製の厚みがあるタイプのハンガーは使用せず、木製でも厚みがないものを選んでいます。
衣装ケースは、引き出しの深さが重要。引き出しが浅いと畳むのが大変になり、量があまり入りません。逆に引き出しが深いと、量はたくさん入りますが、収納が大変に。
わが家は深さ18cmの引き出しを使用。わたしが洋服を畳みやすく、収納しやすいサイズでお気に入りです。
洋服を畳む手間も、洋服の数を厳選する必要もありますが、私はそれ以上に、洗濯物が乾いたら1カ所に運べば済むし、衣替えもほとんど必要ないことにメリットを感じています。今後、子どもの洋服が増えたら仕組みを変えるなど、柔軟に変化させていきたいと思います。
クローゼットに関する記事はこちらも参考に:
・失敗に学んでたどり着いた「家族もわかる」「管理もラクにできる」家族5人の洋服収納とは?
・洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ
・「今着る服」に絞るからこそ快適!衣替えの手間をかけても幅40cmのクローゼットを使う理由
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ライフオーガナイザー 瀬川歩
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