リニューアル後のプログラムはここがすごい！「ライフオーガナイザー®1級資格認定講座」のご紹介

おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。

今日は、2021年9月にリニューアルした片づけのプロ養成講座「ライフオーガナイザー®1級資格認定講座」についてご紹介します。

■昔も今も片づけで大事なのは、やはり「人」
■図やチャートを用いて、より論理的な内容に
■170ページ超！ボリューム満点な公式テキスト
■ケーススタディでオーガナイズ作業を疑似体験

■昔も今も片づけで大事なのは、やはり「人」

「ライフオーガナイザー®1級資格認定講座（以下「1級講座」と表記）」は今から約14年前の2009年に開講した講座です。現在ではライフオーガナイザー®1級資格取得者が延べ3,300名を超えました。

私が資格取得したのは2010年。当時は、思考や心の整理の大切さが広まりつつも、世間ではまだまだ物や空間に特化した整理収納のノウハウが主流でした。そんな中、人を主役に考え、思考の整理の大切さをうたっていたのがライフオーガナイズ。私が資格を取得しようと思ったのも「思考の整理から始める」というコンセプトにひかれたからでもあります。

「十年ひと昔」という言葉がありますが、こと片づけ業界においても昔は当たり前であったことが今はそうじゃない、なんてこともチラホラあったりします。今回の改訂ではそういったライフスタイルの変化も反映しつつ、より「コンサルティング型」片づけ収納のプロを育てることにシフトした内容に進化しています。

でも、コアなところは昔も今も変わっていません。

「人」を主役に「物」を選び「空間」を整えていく……。いきなり物を捨てるのではなく、まずは思考の整理から始めることに重きを置くスタンスは、リニューアル後のプログラムでも同じです。ライフオーガナイズファンの方はご安心くださいね！

■図やチャートを用いて、より論理的な内容に

今回の大幅リニューアルの内容ですが、ひとことで言うなら「より論理的に」学べる講座になりました。個人的にアカデミックさを感じる改訂箇所がふたつあるのでご紹介しますね。

ひとつめがこちら、『JALO版片づけ行動分析チャート』です。

「片づける」という行動ひとつとっても、実際には「片づけよう！」と思ってから片づいた状態になるまで、もっというと家の中に物が入ってくるところから、家の中が整った状態をキープできるようになるまでには、実はさまざまなプロセスがあるんです。JALO版片づけ行動分析チャートではそのことが一覧してわかるようになっています。

プロセスが多いと、それだけつまずきポイントも増えていきます。1級講座ではこれを「片づけハードル」と呼び、どんなところに片づけハードルが潜んでいるのかを学んでいきます。

もうひとつがこちら、『片づけハードル分析ツリー』（受講者だけにレクチャーする教材のため詳細は非公開）。片づけの問題点から解決策までを階層化した図表です。

『片づけハードル分析ツリー』は私も開発に少し関わったので、本当ならこのツリーの良さを熱く語りたいところなんですが……。受講生さんからは「現場作業の経験がないからこういうツールがあるとありがたいです！」というご感想をいただいたりしています。

■170ページ超！ボリューム満点な公式テキスト

リニューアル後の公式テキストは総ページ数170ページ超え、厚み8mmというボリュームのあるものになりました。以前の1級講座では3冊に分かれていて毎回講座当日にその回のテキストを配布する形でしたが、現在は講座の1講目にお渡しするので2講目3講目の分も予習が可能です！

改訂前の1級講座もかなりボリュームのある内容でしたが、改訂後はさらにボリュームUP。伝えたいことがありすぎて、時間内にどうやって収めるかが1級講師の間では悩みどころだとか。

■ケーススタディでオーガナイズ作業を疑似体験

ライフオーガナイザーの主たる業務であるオーガナイズの現場作業についてもより実践的に学べるようになりました。実際の作業がより具体的にイメージできるよう実際のクライアント事例を用いるケーススタディ方式で、こちらも受講生さんからは「具体的で参考になります」とのお声を頂いています。実際に担当したライフオーガナイザーがどのようにサポートしたのかも学ぶことができます。

以上、リニューアルした「ライフオーガナイザー®1級資格認定講座」についてのご紹介でした！

リニューアルのタイミングで従来の対面形式に加え、オンライン形式での受講もできるようになりました。