おはようございます。
ライフオーガナイザーの山岡志帆です。
突っ張り棒が落ちたときって、本当にショックですよね。わが家でも突っ張り棒が落ちるようになったことがありました。
場所はリビングにある幅80㎝ほどの小さなクローゼット内。子どもが洋服を出し入れできるようにと、床から90㎝ほどの高さにハンガーパイプ代わりに取りつけたものです。
最初は快適に使っていたのですが、一旦落ちてしまうとしょっちゅう落ちるように。原因や対策を探っていたところ、「突っ張り棒が落ちない君」という製品を発見。この製品のおかげで、ついにわが家の突っ張り棒が落ちなくなったのです!
そもそもなぜ落ちてしまったのか? 原因とそれを改善してくれた「突っ張り棒が落ちない君」についてご紹介します。
■強力突っ張り棒でも落ちてしまった理由は壁の変形
クローゼットに設置した突っ張り棒は耐荷重15㎏のジャッキ式タイプ。洋服はハンガーの重さを入れても5㎏ほどで耐荷重以下でした。それなのに落ちてしまう原因を調べてみたところ、設置部分の壁が変形しやすいせいだとわかりました。
設置箇所は下地のない石膏ボード。手で強く押すと、わずかに変形を感じるほど強度が弱かったのです。
突っ張り棒は、コンクリート壁や下地が入っている硬い壁でないと、力を発揮できません。「クローゼットの幅が狭いし、重量の軽い子ども服だから」と下地の確認をせずに設置してしまったことを反省しました。
壁の強度がないとなると、下から支柱などで支える方法を試そうかと考えていたところ、発見したのが「突っ張り棒が落ちない君」。藁にもすがる思いでさっそく試してみました。
■壁の変形による落下は「突っ張り棒が落ちない君」で解決!
「ウエルスジャパン」の「突っ張り棒が落ちない君」は、下部に受けになる出っ張りがあるプレート状の製品です。これを壁に固定して、突っ張り棒を乗せて使用します。下から支えて落ちにくくする仕組みです。耐荷重は小タイプで30㎏、大タイプで150㎏。今回は大タイプを使用しました。
壁に固定するとなると、賃貸暮らしのわが家は壁の穴が気になるところですが、ホッチキスで固定するため穴が目立たず、安心して使えました。
使用してみて半年以上経った現在、まだ一度も落ちていません。ずれることもなく、安心して洋服を出し入れすることができて満足しています。
■設置方法は簡単。ホッチキスで留めるだけ!
設置方法はとても簡単です。まず、メジャーを使って設置場所にマスキングテープなどで目印をつけます。
次に目印にあわせてパーツをホッチキスで留めます。マス目状のガイドがあるので、針を打ち込む場所や数も迷うことなく完了しました。
最後にカバーを閉じ、突っ張り棒を乗せて突っ張れば完成です。
下地のない石膏ボードでも突っ張り棒が使えて、本当にありがたい製品です。ただし、下地がある場所や木製の壁など、硬い場所には使用できない場合があるのでご注意くださいね。
この製品を使いだして、今までどれだけヒヤヒヤしながら突っ張り棒を使っていたのかに気づきました。安心して使えるって大事ですね。この製品のシリーズでフックタイプも販売されているので、壁に掛けたいものがあれば利用したいと考えています。
突っ張り棒をハンガーパイプとして活用する記事はこちらにも:
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ライフオーガナイザー 山岡志帆
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