おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
たくさんの種類のモノがあるキッチンは、どこに何を収納したらいいのか頭を悩ませるエリアのひとつ。本やネットを見ていると、「シンク下には○○」「コンロ下には△△」など、収納に正しい決まりがありそうな感じがしますが、以前のわたしは、その“正しい”と思われる収納が、どうもしっくりきませんでした。
そこで、“自分仕様”に変えたところ、ムダが減り時短にもつながっています。今回は6つの引き出し収納をご紹介します。
■L字型キッチンに9つの引き出し。何をどこに収納してる?
わが家のキッチンには、全部で9つの引き出しがあります。収納しているものは以下のとおりです。
コンロ下
(脇)砂糖や塩コショウ、スパイス類
(上)キッチンツール、ボウル、フライパン、包丁、スライサー、はかり
(下)2軍の食器
コンロ右
(上)毎日使う食器
(中)(下)食材
食洗機下
スポンジ&洗剤ストック
シンク下
(上)米、茶、水筒、ゴミ袋等
(下)保存容器、マグカップ(季節外など)、家電付属品、ランチョンマット等
■できるだけ時短したい!を叶えるには、最短動線に
毎日使う食器を入れているコンロ右の上の引き出しは、カトラリー仕切りが標準装備でついていました。でも、手持ちのカトラリーと仕切りは、サイズも量も合わずにとても使いにくく、仕切りは撤去して、茶碗や汁椀など毎食使う食器類を収納することにしました。
コンロから料理を盛りつける動線が良く、食洗機から食器をしまう動線も短いベストポジションです。
調理で使うフライパンやキッチンツールは、コンロ下の上の引き出しに収納しています。
他にも、包丁(シンク下に標準装備されていた包丁ケースごと移動)やボウルもコンロ周りでよく使うので、この引き出しに収納しています。
お米は、計量してからすぐシンクで研げるようにシンク下の上の引き出しに収納しています。
頻繁に開け閉めをするし、5キロを1週間で使い切ってしまうので、湿気はあまり気にしていませんでしたが、念のため桐ケースを使用して湿気対策をしています。
同じ引き出しに、お茶や水筒も収納しています。お湯を沸かす→お茶を作る→水筒に注ぐまでがセットでスムーズにできる動線です。
同じくゴミ袋も、すぐそばのゴミ箱にセットできる最短動線です。
■管理をシンプルにしたい!を叶えるには、見渡せる収納
出番が少ないからこそ、総数を把握して管理をシンプルにしたいものもあります。それらは、一番下の引き出しに、ひと目で見渡せるように収納しています。
2軍の食器は、コンロの一番下の引き出し
スポンジや食器用洗剤のストックは、食洗機下の引き出し
保存容器や季節外のマグカップ、家電付属品などは、シンクの一番下の引き出しです。
収納が使いにくいと感じたときは、使う人が「どこで使う?」「どう動く?」を考えてオリジナル仕様に変えてみると使いやすくなるかもしれません。自分仕様の自由な配置、快適です。
“キッチン収納”はこちらも参考に:
・「見える」に変えたら片づけ上手に! キッチン収納は「隠す」をやめたらうまくいく
・【キッチン収納】片づけのプロが引っ越し後、新居で真っ先にやった3つのこと
・引き出し収納が100%正解とは限らない!「キッチン収納のカタチ」
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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