おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
今でこそ、朝の時間にもゆとりが持てるようになりましたが、子どもたちが小さい頃は、次から次へとやらなければいけないことに追われていました。
特に朝は、保育園に行くまでにできていないことだらけ……。そんな状況をなんとかしたいと、やったこと・やめたことがあります。
■名もなき行動まで時間を計る
まず、やったことは、朝、何にどのくらい時間がかかっているのか、3日分ほどのデータをメモしていったこと。名前のないような行動、たとえば、トイレについていく、靴下を履かせる、食べこぼしを取る、などとこまかく出していきました。
いざ、すべての行動を記録してみると、名前のない行動がたくさんあって、かなりの時間を使っていることがわかったんです。
■やることを3分以内に分解する
記録してみてわかったことが、もうひとつ。何かしている途中に、子どもに呼ばれることが多く、3分以上まとまった時間がとれる状況がほぼなかったことです。そこで、3分以上かかっていることを、できるだけ3分以内でできるように分解しました。
たとえば、10分以上かかっていた「洗濯物を片づける」は4つに分解。「人別に分ける」「ひとり分だけたたむ」「クローゼットまで持っていく」「引き出しにしまう」。
すると、ひとつひとつにかかる時間は1〜2分ほどに。ひとまとまりだと思っていたことを分解すると、小さな達成感も味わえます。中途半端なままだとモヤっとしていた気持ちも軽くなっていきました。
■やらなくていいことを決める
あるとき、朝の時間帯にやりたいこと・やらなくてはいけないことにかかる時間を合計してみました。すると、そもそも起きている時間では収まりきらないことが発覚。そこから、やらなくてもいいことを探していきました。
たとえば、夜洗濯をしてタオルハンガーに干した10枚ほどのタオルはたたまないことに。
>>>タオルはたたまない!「無印良品」のバスケットで洗面所のズボラ収納が完成
洗ったパジャマもたたまずに、カゴに放り込むだけ。
>>>ハレとケの片づけ~ “普段は出しっぱなし”のもの3選!リビング編
子どもの時間を気にかけることもやめました。その代わり、行動を切り替えて欲しい時間、「朝ごはんを食べ終わる時間」「出かける準備を始める時間」に、それぞれ異なる音楽でアラームをかけるようにしました。
この音楽アラームは6年経った今でも続いています。同じ音楽を使い続けているので、今では、時計を見なくても何時何分かがわかるほど。音楽が鳴ったら子どもたち同士で学校に出かけています。
子どもに手がかからなくなってきた今。好きに過ごせる時間がどんどん増えてきている気がしています。
朝時間をスムーズにする工夫についてはこちらにも:
・朝家事を時短できるかも?! 洗面室に衣類を収納して5分で片づけるコツ
・毎朝1分で決まる!迷わない、失敗しないコーディネートの組み方3つのコツ
・【朝食作りや身支度を少しでも時短したい!】あわただしい朝を乗り切るためのひと工夫6選(片づけ収納ドットコムまとめ)
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある