おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
片づけ上手な人の部屋を見るたびに、「わたしもあんな片づけのセンスがあったらなあ……」と思ったことはありませんか?“とりあえず突っ込んで隠す“という、片づけとは言えないような片づけばかりしていた以前のわたしも、そう思っていました。
ところが、片づけを学んでわかったことは、“自分のクセ”を知ると、比較的スムーズな片づけができるということでした。
そんなわたしの体験を3つのクセからご紹介します。
■見えないものは忘れてしまう!ポイントは収納方法
雑誌やネットで紹介されている美しい収納に憧れていたけれど、それらの多くはキレイなボックスなどを使った“隠す収納”。
「見えないモノは存在しないモノ」と認識してしまう傾向があるわたしにとって、隠す収納は、元の場所に戻せなかったり、探し物をすることが多かったりで、うまくいきませんでした。憧れの収納も、散らかっていては台無しです。何より“片づけられない自分”に自己嫌悪を感じる機会が増えて、精神衛生上よくありませんでした。
そう気づいてからは、元に戻せるように見える収納に変えていきました。そうしたらスムーズに片づけることができ、キレイな状態が続くようになりました。
うっとり収納でなくても、片づいている状態は見た目もすっきりして心地よいものです。
■朝、散らかっているとテンションだだ落ち!ポイントはタイミング
朝があまり得意ではないわたしは、起きたときに、ソファに脱ぎっぱなしの服があったり、キッチンのシンクが片づいてなかったりすると、一気にやる気がなくなっていました。
夕方から夜はやることが多く、いろいろな作業の流れのついでに、片づけも取りかかりやすいことにも気づきました。それからは、夜リセットが習慣になり、起床時にはすっきり片づいたキッチンで気持ちよく朝の作業に取りかかれるようになりました。
■時間があるときのほうが片づけない!ポイントは短時間集中
「時間がある日に、まとめて片づけよう」と思いつつ、時間がある日は、出かけてしまったり、好きなお酒を飲んでしまったりして、結局片づけられないというのがお決まりのパターン……。
逆に、仕事に行く前のちょっとした時間など、リミットがあるときのほうが、テキパキと動けるという自分の傾向に気づきました。そこで“まとめて片づけ”はあきらめて“ちょこちょこ片づけ”にシフトしてみたら、めんどくさがりなわたしでも、片づけられるようになりました。
「わたしって片づけ下手だから……」とあきらめる前に、自分にとっての“片づけのハードル”を日々の行動から観察してみるのはおすすめです。そうすると、自分のクセが見えてきて、片づけ下手脱出のヒントが見つかるかもしれません。
“片づけられない”の対策はこちらも参考に:
・片づけられない原因は「隠す」収納にあった!「見た目」より重視した3つのポイント
・片づけられないを克服! バトンリレー方式でめんどくさいを乗り越える
・ストール収納から見えてきた! すぐに片づけられない人のための「一時置き場」3つのルール
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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