おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
絵本棚として使っていた棚を、リビング回りの雑多なモノを片づける収納棚に転用してから4年が経ちました。
>>>絵本棚はすぐに使わなくなる? 意外な活用法が見つかりました
4年の間に家族も成長し、置くものも少しずつ変化をし、使いづらさを感じるようになったので、このスペースの見直しをすることにしました。
■便利な場所は家族のモノが集中して散らかりやすい
リビングと洗面室の間にあるこのスペースは、日常的に使うものをちょい置きするのに、とても便利な場所です。
上の本を立てて置く場所には、読みかけの新聞や雑誌、届いた大きな郵便物などを置いています。手前のスペースは、腕時計や文房具、ハンコなどのちょい置きスペースになっています。
「使いづらいな」と感じるようになってきたのは、下の段です。
掃除機の充電器や、ガムテープ、電池、救急箱などを置いているこの場所。棚の高さにゆとりがある割に、置きたいものはこまごまとしたものが多く、気づけばモノの上にモノが積み重なって、出し入れしにくい状態になっていました。
■棚を切るだけのプチDIYで収納量を倍に
こまかなものを収納しやすいように、棚板をもう一枚足すことにしました。家に余っていた棚板が、うまく活用できそうです。
棚の幅は80cmですが、ちょうどの長さに切ってしまうと、うまく入らない可能性があるので、5㎜短く79.5㎝×1枚と12.5cm×2枚に切り分けました。選んだのはやわらかい栂(とが)の板なので、のこぎりで簡単に切り分けることができます。
12.5cmの短い板を左右支えにおいて、79.5㎝の長い板を横に渡すだけ。接着剤も釘も使わなくても、棚を簡単に増やすことができました。
■収納スペースを測ってから収納ボックスを買い足す
棚の幅と奥行きをしっかり測ってから、棚にぴったり収まる収納ボックスを買いに行きます。もともと、手持ちで持っていた収納ボックスと同じものを、「DAISO」で買い足してきました。
箱が深すぎて、中でぐちゃぐちゃになりがちだった救急箱やガムテープ類は、浅い収納ボックスにしたことで、一目で何が入っているかがわかるようになりました。
箱が小さすぎて、積み重なっていた電池類は、収納ボックスを増やして分けることで、在庫管理がしやすくなりました。
カテゴリーごとに分けて、棚に戻すとスッキリ!
DIYで棚板を切るのが難しければ、ホームセンターでカットしてもらう方法もあります。収納スペースと、収納するモノの大きさが合っていないなと感じたら、オススメしたいプチDIYでした。
“棚を増やす方法”はこちらも参考に:
・「ここに収納したい!」をワイヤーラックで解決!100均アイテムで手軽に棚を増やす
・DIYが苦手でも大丈夫! いちばん楽&スムーズにできる棚板の増やし方
・靴をもっと収納したい!下駄箱の靴収納量アップは差し込みダボと棚板で解決!
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI DESIGN