注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その1)


おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

片づけ収納ドットコムでは、“収納のカタチ”シリーズと題して、新築やリフォームをするときに役立てていただける情報を書いております。“収納のカタチ”はあくまで“カタチ”に特化した視点。ライフオーガナイズ的な視点で言うと、実は、カタチを決める前に大切なステップがあります。

今回は、新築・リフォームで間取りを考え始める前にぜひやってほしいことを、3回にわたってお伝えしていこうと思います。

第1回の今回は、家づくりのスタートにあたってまず行って欲しい、“考える”ことをお伝えします。

■家づくりの最初の第一歩は“軸”探し

私は注文住宅の設計に携わって十数年、いろいろなお客様にお会いしてきました。

シェアリングエコノミーが主流になってきているこの時代に、賃貸や建売ではなくあえて“注文住宅”を選ぶ人には、何か“軸”になる理由があるように感じています。この“軸”が、片づけや収納術なんかより、ずっと大切なことです。

・庭つきの家に住んで家庭菜園がしたい
・音響にこだわったシアタールームを作って映画を楽しみたい
・子どもが目いっぱい遊びまわれる家にしたい

注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その1)

もっと言えば、この“軸”が賃貸や建売のお家でも十分に叶えられる内容であれば、注文住宅にこだわる必要がないのでは?と気づくこともあるかもしれません。

■今の家のストレスポイントを探してみる

“軸”が見つかったら、次は今住んでいる家と向き合ってみます。今の家でストレスに感じていることを、書き出してみてください。

・リビングの日当たりが悪い
・洗濯を干す場所が狭い
・クローゼットが小さい
・家が寒い(暑い)
・押入れの湿気がひどい

注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その1)
きっと、いろいろと出てくると思います。できれば、それぞれのストレス度合を数値化しておくといいですね。

普通の状態を“0”
ストレスが最も強い状態を“-100”

同じ不満でも、家族によってストレスに感じる度合いが違うことを客観的に見ることができます。

■今の家のいいところも探してみる

嫌なところだけでなく、いいところや好きなところも探してみましょう

・キッチンからの眺めが好き
・バルコニーの日当たりがよく、洗濯がよく乾く
・子どもたちが遊んだり昼寝したりする畳スペースが便利

注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その1)

俗に、「家は3回建てないと理想の家にならない」なんて言いますが、3回も建てられる人のほうが少ないですよね。建てなくても、実家や賃貸住まいの経験をしっかり振り返っておくことで、経験値をカバーすることができます。

以上の点を家族で話し合い、内容をまとめておくと、間取りの打ち合わせのときに役に立ちますよ。

次回は、“考える”が終わった後に、行動していただきたいことをお伝えします。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”