注文住宅で失敗しない 本当に片づく家を建てる(その3)


おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

本当に片づく家を建てるために、準備していただきたいことを全3回でお伝えしていますが、今回は最終回です。
>>>注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その1)
>>>注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる(その2)

“お家丸ごと片づけ”が終わり、建ててもらう業者も決まり、いよいよ間取りの打ち合わせが始まります。

注文住宅で失敗しない 本当に片づく家を建てる(その3)

■まずはおおよその“モノの住所”を決めます

提案された間取りが手元に届いたら、その間取りで収納量が適切かどうか確認してみましょう。打ち合わせ先で記憶を頼りに話を進めると、思い出せていないものが絶対にあるので、家に持って帰ってきてからチェックすることがポイントです。

間取り図を片手に、家中を歩き回って一つ一つのモノと向き合います。

注文住宅で失敗しない 本当に片づく家を建てる(その3)

前回の記事でお伝えした“お家丸ごと片づけ”ができていれば、“持っていくモノ”と、“持っていかないモノ”がほぼ決まっているのでわかりやすいはず。

・適切な場所 どこの収納にあれば使いやすい?
・適切な高さ 収納の中でも、どの高さにあればよい?

そのモノにピッタリの場所がなければ、設計変更をして収納をその場所につくってもらう必要があります。「置きたい場所に、適切な収納を用意する」。とてもシンプルですが、少し骨の折れる作業なので、打ち合わせの中でしっかりと伝えていきたいですね。

■ちょっとしたコツで、家具の測り間違えを防ぎます

新しいお家に持ち込む予定のモノは、家具から収納ボックスまですべてサイズを測っておきましょう。サイズを測るときに、だいたいで測っていたために、想定していたスペースに入らないというトラブルが時折あります。

注意点は、必ず「いちばん出っ張ったところを測ること」

注文住宅で失敗しない 本当に片づく家を建てる(その3)

取っ手や、家具の台輪などの、ちょっとした出っ張りが曲者です。測ったものはメモしておいて、打ち合わせで業者に渡して、入るか確認してもらいましょう。

これから購入する予定のものは、商品紹介のHPなどで実寸法を確認。家電など、壁や隣り合うものと離す距離(離隔距離)が定められているものも、忘れずに確認してくださいね。

■ “収納のカタチ”を決めるのは最後です

ここまできてようやく、“収納のカタチ”を決めることができます。収納するモノの大きさと、収納スペースを確認しながら、より使いやすくなるように検討していきます。

“棚の奥行き”“コンセントの高さ”“扉の有無”など、ぜひ過去の記事も参考に、ベストなカタチを探してみてください。

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“注文住宅で失敗しない。本当に片づく家を建てる”全3回にわたってお伝えしてきましたが、いかがでしたか? 「引っ越すときに考えればいいか」では、せっかく注文する意味がなくなってしまいます。

手間のかかるステップですが、何千万円というお金が無駄にならないように、一つずつやってみてくださいね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”


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