おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
片づけといえば床面に置いたモノに意識が行きがちですが、壁面はどうでしょうか。
あったら便利と思い、カレンダーやお便りを貼ったり、おしゃれ空間にしようと思って絵画や写真を飾ったり、鏡や賞状をかけたり。昔のいたずらシールがそのまま壁面になんてことも。スペース活用をしようと壁かけ収納など、どの部屋の壁も何かと埋まっていませんか?
「片づけても部屋がごちゃごちゃして見える」というお悩みは、壁面片づけで解決。リセットされた何もない壁でできる新たな活用法を紹介します。
■何もない壁面の活用法1:脳疲労の回復用として
朝起きたときや帰宅して部屋に入ったとき、最初に目がいく壁面はどこですか? 起きた瞬間や部屋に入った瞬間に視覚からの情報が多すぎると、モノに注意力を奪われ、ストレスが溜まります。睡眠の質も下がり脳は疲労する一方です。
自宅の一つの壁だけでも何もなくまっさらに広がっていると、部屋自体もスッキリ見え、脳も休まります。情報とモノにあふれている世の中だからこそ、心身のリフレッシュのためにほっと一息つけるまっさらな壁面の効果は絶大です。
■何もない壁面の活用法2:スクリーンや背景として
何も飾られていないまっさらな壁面があると、スクリーンがなくても直接プロジェクターの映像を投影したり、写真や動画撮影用の背景として活用したりできます。写真撮影は、家族や来客との写真だけに限りません。メルカリ出品など物撮り用背景としても活用できます。
■何もない壁面の活用法3:空間の演出用として
何も飾られていないまっさらな壁面は、イベント時や来客時にバルーンやガーランドで装飾をするなど空間演出に活用もできます。まっさらだからこそ楽しいアイデアも浮かびますし、行動もしやすくなります。
子どもの作品を飾って家族向けに1日限定“自宅美術館”なんかも良いですね。イベントが終わればつけっぱなしにせず、遅くとも1週間以内にはがすことをおすすめします。
部屋をおしゃれに見せようと思って飾ったモノも、便利だと思って貼った情報も、ありすぎると逆効果です。「何も貼らない・何もかけない・何も飾らない壁」を設けると、深呼吸ができる部屋、新たな行動がしやすい部屋になります。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」