見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。

読書の秋。デスク付近に溜まった積読本の見直しをしなければ……と、考えている人も多いのではないでしょうか。「オープンラックの本収納を見た目良くするにはどうしていますか」と質問をいただいたので、今日は私の書斎の本収納の工夫を紹介します。

見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

■Before:オープンラックに丸見えの本

書斎のデスク上には壁面備え付けのオープンラックがあります。引っ越しの際に本はだいぶ減らしたので、デスク上に置きたい本は65冊ほどです。そのまま置いて並べてみたところ、次のように感じました。

見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

・本のサイズもデザインもさまざまで、全体のバランスをうまく取るのが難しいな
・30cm以上ある棚板の奥行きに対して本のサイズが小さくて、モノを置いてしまいそう
・子育て本などは、子どもにあまり見られたくないな

オープンラックは、取り出すのも戻すのもアクション数が少ないのが最大メリットですが、本の収納をする場合は、見た目よくするための工夫が必要です。

■解決策:ファイルボックスで見えすぎず隠しすぎない収納に

そこで、「ニトリ」の「A4ファイルスタンド Nオール ワイドとレギュラー」を複数個置いてみました。

見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

ファイルボックスは斜めにカットされているので、どちらを前にするかで見た目も使い勝手も変わります。

ファイルボックスの面の高いほうを前にして置くと、隠す収納としては美しく揃いますが、圧迫感もあり、中身の本を忘れてしまうこともあります。ラベリングして中身を覚えていたとしても、ふと目にした本のタイトルからインスピレーションやアイデアを得ることはできなくなります。

見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

また、出し入れをしてみると、本が数冊入っているファイルボックスは結構重さがあるので、出し入れが面倒になったり、棚板に傷がついたりしてしまいそうでした。

そこで、ファイルボックスの面の低いほうを前にして配置し、見えすぎず隠しすぎない収納方法にしました。

■After:絵も映えるお気に入りの書斎本棚に

カラフルな本の背表紙は、すべて隠れず見えますが、ファイルボックスの白い面が揃うので、全体的に統一感が出てバランスが取れるようになります。オープンラックの最大メリットである、アクション数少なく取り出して戻せるというのもできます。

また、1冊取り出しても全体がなだれることがありません。デスク周りに保管しておきたいケーブルも、ファイルボックスに入れてしまえばごちゃごちゃ感が抑えられ、絵も映える本棚になりました。

見た目重視のオープンラックの本収納は、ファイルボックスで「見せる」と「隠す」のバランス良く

何を優先したいのかで収納方法は変わってきますが、オープンラックに本を収納して全体の統一感を出したい場合には、同色のファイルボックスを複数個使うとバランスが取りやすくなります。

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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
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