おはようございます。
ライフオーガナイザーの門傳奈々(もんでんなな)です。
50歳を目前に、「終活」という言葉を身近に感じるようになってきました。本格的な終活の準備段階として「プレ終活」という言葉も耳にします。私もプレ終活として、昨年末に年賀状の数を見直しました。
はじめは数を減らすのに時間がかかりましたが、基準を決めてみたところ、すんなり年賀状の数を減らすことができました。
目次
■年賀状をやめる人の基準を決めて減らす
年賀状を一度にやめてしまうのは難しいです。そこで、数年をかけて数を縮小していくことにしました。
いざ減らす作業に取りかかると、年賀状を出し続けるのか、やめるのかの判断ができずに作業が進みません。そこで、次のように基準を決めて数を減らすことにしました。
年賀状をやめる人の基準①SNSで簡単に連絡が取れる人
年賀状をやめる人の基準のひとつめは、SNSなどでつながっていて、すぐに連絡がとれる人です。わざわざ年賀状を出さずにSNSで年始の挨拶をすることにしました。
年賀状をやめる人の基準②年賀状だけのつながりの人
ふたつめの基準は、5年以上年賀状のやりとりだけの人です。これらの人たちは、いずれ終活で年賀状をやめることになるだろうと考え、このタイミングでやめることにしました。
■迷った人は残すと決めて無理なく減らす
こうして基準を作っても「この人はどうしようかな?」と迷う人が出てきます。そうなると作業が進まないので、迷った人はとりあえず残すことにしました。また、半分に減らすなどの目標は決めずに、少しでも数が減ればいいかな、という気楽な気持ちで取り組むようにしました。
こうして基準を決めて年賀状の数を見直してみると、年賀状を出し続けたい人だけが残ります。私の場合年賀状を出し続けたいと思ったのは、深いつきあいのある友人と親族でした。
友人には、日頃の感謝の気持ちを手書きで伝えたいという気持ちがありました。親族は高齢のためSNSをやっていない人が多く、年賀状を通じてお互いの健在ぶりを確認しておきたいこともあって残しました。
■年賀状の見直しが終活を考えるきっかけに
年賀状をやめると決めた人には、昨年末(2023年末)に最後の年賀状を送りました。年賀状には「今年で年賀状じまいをすることにしました。いままで素敵な年賀状をくださり、どうもありがとうございました。これからはSNSにて年始の挨拶をさせていただきます」というメッセージを添えて感謝を伝えました。
年賀状をやめると決めた人からいただいた年賀状は捨てづらいもの。なので、3年間は保管することにしました。
昨年末、夫に「年賀状の数を減らそうと思っている」と話したときに、自然と終活の話になりました。年賀状の見直しが夫婦で終活について考えるきっかけになったと感じています。
今回、年賀状を減らしたことで、この先自分が誰と深く関わっていきたいのか、そして今後の人生をどんなふうに過ごしていきたいのかを考えるようになりました。これから本格的な終活に向けて、暮らしを少しずつ年齢に見合ったものにしていきたいと思います。
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ライフオーガナイザー 門傳奈々
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