こんにちは。
ライフオーガナイザーのフカダユミです。

子どものおけいこバッグや学用品が、玄関やリビングに置きっぱなしになっていることはありませんか？ わが家も小学校4年生の娘のものがよく置きっぱなしになっていました。

そこで、「どうしてできないの？」の原因から探ってみることに。収納方法をいろいろ試してたどり着いた、シンプルで楽な収納方法をご紹介します。

■ランドセルラックにかけるだけ。簡単なのになぜかできない……

当初の収納方法は、縦型のランドセルラックに学用品とおけいこバッグを一緒にかけるという方法でした。

おけいこバッグや学用品がそのまま玄関に置かれているたびに、「戻してね」と口うるさく注意しては母娘ともどもイライラ。「簡単な方法にしているのに、どうしてできないのだろう」と、娘に対して怒りの矛先が向いていました。

■「どうしてできないの？」を分解。まずは観察とヒアリング

ランドセルラックの他にも、おけいこ用バッグをかけるフックを単体で設置したり、玄関にフックを設置してみたりといろいろ試してみましたがどれもうまくいかず。

もしかすると簡単な方法と感じているのは私だけで、娘はそう感じていないのかもしれないと思い、できない理由を丁寧に分解してみることにしました。

まずは娘の行動を観察してみました。すると一旦ラックにかけようとするものの、そのまま床に放置する姿が見られたのです。

娘にできない理由を聞いてみたところ、
・ランドセルラックにはすでにいろいろなものがあり、かけにくい
・単体のフックでも、結局いろいろかけてしまい、取りにくくなる
・学用品とおけいこのものが混在していて、わからなくなるのが嫌
などの理由から、「ついつい面倒くさくなり、床に放置してしまう……」ということがわかりました。

■放り込み収納が娘にフィット！拍子抜けした簡単な方法

これらを踏まえて提案したのが、ボックスに放り込むだけの簡単な方法です。この方法が娘にフィットしたようで、置きっぱなしは劇的に少なくなりました。

以前のかける方法に比べて、どこにかけようという迷いがなくなり、「バッグが落ちたり、取りにくいこともなくなった！」と本人も満足しています。

ライフオーガナイズの基本的な考え方である、「人」に合わせた収納の大切さを改めて実感しました。

子どもの片づけアイデアについてはこちらも参考に：
・子どもの「自分でできる」を応援するために、片づけで気をつけている3つのこと
・おもちゃだらけの学習机もスッキリできる！親子でイライラしない片づけ方
・子どもが片づけてくれない！ならば最小限のゆる片づけで。押さえておきたい3つのポイント

あなたは生み出された時間で何をしますか？
何をしたいですか？

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー　フカダユミ
HP : Yuark　「今」と「これから」をもっと楽しむための暮らしをつくる