おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
冬になり空気が乾燥してくると、急に喉の調子が悪くなったり鼻水が出始めたり、微熱があるみたい…ということが増えますね。病院に行くほどではないけれどというとき、役に立つのが市販薬。症状に合わせてサッと取り出して飲めたら助かります。
とはいえ、頻繁に飲むわけでもない市販薬は残量も忘れやすく、症状が出る度に買ってしまって、引き出しや戸棚の中で溢れている方は多いのではないでしょうか。在庫管理と家族共有がしやすい収納方法を紹介します。
■入れ替え必須!箱から出して、取り出しやすく
市販薬は、メーカーによっても内容量によっても箱の大きさがまちまちです。箱に入れたまま保管をしようとすると、スペースを取るし、いざ使いたいときに箱を開けたら空っぽだったときは、しんどさも倍増です。
頻繁に飲むわけではない市販薬だからこそ、箱から出して小さなケースに入れ替えて収納するのがおすすめ。わが家では、中が見えるA7サイズ程度のメッシュケースを使っており、残量も把握でき、大きさが揃うので、収納スペースをコンパクトにできています。
箱から出して詰め替えたとき、気になるのが使用期限。個包装に印字されている場合もありますが、多くは外箱にしか書いていないので、印字部分を切り取って入れています。子ども用の市販薬は、年齢によって服用量が異なることも多いので、説明書も入れておくと安心です。
■分類必須!症状別に分けて、在庫管理しやすく
箱から出した薬は、症状別に分類し、まとめています。たとえば、「胃薬」でも2種類以上在庫がある場合、同じケースに入れてしまいます。文字だけでなくアイコンも入れたラベルを貼って、視覚的にも探しやすくしています。よく飲む薬は自然と前のほうに来るので、残量の管理もしやすくなります。
■キッチンが便利!収納場所は、飲み物セットの近く
収納場所は、症状があるときにしか開けない奥まった場所よりも、ふだん飲むお茶やコーヒーの近くに入れておくと、ふとしたときに薬の在庫管理もしやすくなります。日常的に家族とも共有しやすく、「薬どこ?」と聞かれることも減ります。
キッチンは水もすぐ飲める場所なので便利です。
市販薬は、箱から出して一律のケースに入れて収納するとコンパクトになり、飲み物ゾーンの近くに保管しておくことで、家族共有も在庫管理もしやすくなります。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」