おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
「広いけど使いづらい」と感じていた洗面台下の収納スペース。15年前に偶然見つけた方法で今も変わらず快適に使えています。その理由は、空間に合わせた収納ケース選びと、物を見直すルールにありました。
目次
◾️洗面台下収納は無印ファイルボックスを使って引き出し式収納
わが家の洗面台下は、奥行き55cm・高さ43cmの観音開きタイプ。
一見広いように見えますが、課題もありました。
・奥にしまったものが見えなくなりがち
・中途半端な高さで二段収納には不向き
そこで、「無印良品」の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプA4用」を使い、引き出し収納にアレンジ。
この方法で、奥行きを無駄なく活かし、取り出しやすい収納に変えることができました。
そのときの記事はこちら
>>>買って失敗したファイルボックス。用途を変えることでベストボジションが見つかりました
◾️収納用品を選んだポイント「サイズ・安定感・耐久性」
ファイルボックスは15年たった今も変わらず愛用中。
その理由は、
1.サイズがちょうどいい:排水管があるため、奥行き32cmまでしか使えませんが、ファイルボックスはぴったり収まり、複数を並べられます。
2.安定感がある:真四角の形状なので、洗剤などを入れてもぐらつきません。
3.スッキリした見た目:扉の手前に揃えて配置すると、開けたときにスッキリ整って見えます。
4.水に強く丈夫:濡れても平気な素材なので、水回りの収納にぴったりでした。
5.使い勝手が良い:立ったままでもスムーズに引き出せるため、取り出しやすさ抜群でした。
空間を測り、奥行きを最大限に使える収納用品選び、引き出す使いやすさ、さらに、片扉だけ開けて立ったまま取り出せる私にあった方法が長く快適な使い心地を支えているように思います。
◾️効率重視収納で合うペースと使いやすさを両立
ファイルボックスに収納しているものも、増減はあるもの種類はあまり変わりません。収納配置は、使用頻度や使う場面を考えて配置しています。
・洗濯ネット(大・小):取り出す頻度が高いため、左の扉を片手で開けるだけで取れる位置に配置しています。
・洗濯洗剤・掃除道具・掃除用洗剤:ボックス内に収納し、出し入れを簡単にしています。ここに入るだけの量を基準に選ぶようにしています。
また、幅広のバケツ型のケースを掃除道具の収納兼バケツ代わりとしても活用。
使用頻度が少ないバケツを兼用することで、収納スペースを節約しています。重い大きな花瓶や毎日使う台拭きは、収納ケースを使わずそのまま置いています。
◾️いつか使うかもしれない物は仮の使用期限を設定するルール
奥の見えにくいスペースには、使用頻度が低いものや捨てるには迷うものを収納しています。
現在置いてあるものは、ミニファンヒーターと使っていないお風呂用品。
たとえばミニファンヒーターは、ここ1年使っていませんが、まだまだ使えるもの。こうした「いつか使うかもしれない」ものは、仮の使用期限を設定するルールを作っています。ミニファンヒーターは、今年一人暮らしを始める息子が冬を越した2026年春を期限にしています。この時点で使っていなければ、処分するか、期限を延長するか判断する予定。いつか使うかもしれないと溜め込みがちだった私ですが、仮日付を決めることで、時間経過の判断も忘れず、気持ちの整理もでき、持つか持たないかを選びやすくなりました。
今思えば、15年前に、空間の広さや使う収納ケースを検証したことで、自分の使いやすい収納がどんなものかわかってきました。洗面所に置く物の種類はほとんど変わっていませんでした。それでも長い年月の中で、使わないけどいつか使うかもしれないと思うと、捨てるのはもったいないと物を溜めがちな私でした。それが、「未来の使用日付を仮につける」持ち方ルールを持ったことで、物を溜め込むことが減り、気持ちが楽になったように思います。家族構成や暮らし方が変わった今も、快適に使い続けることができています。
洗面台下収納に関する記事はこちら:
・何を? どれだけ? どう収める? 極狭洗面台の使い方
・【賃貸の洗面台下収納】使いにくい収納の使い勝手をアップする3つの工夫
・奥行きが深い、凸凹してる、使いづらい洗面台下収納の攻略法はこれ!
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく