おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
子どもがピアノを習いはじめて、10年が経ちました。日々の練習は本人が自発的に進めるようになり、気づけばピアノの上は楽譜で山盛り。
ピアノの横に置いた楽譜棚の中には、もう二度と弾かないような楽譜が眠っています。
最近、下の子がピアノ教室を卒業し、この先弾くのは上の子一人だけになったので、これを機にピアノ周りを整理し直すことにしました。
■楽譜が手放しにくい二つの理由と対策方法
ピアノの楽譜が手放しにくく感じるには、2つの理由がありました。
1. 子どもが小さかった頃の“思い出”が詰まっているので手放せない
→ どうしても残しておきたいのであれば、楽譜ではなく思い出コーナーに移動させる。
2. まだ弾いていない曲があるので手放せない
→ この先に弾きそうな曲があるのか、子ども本人に見て選んでもらう
出した楽譜を並べて「選んで」と頼むと、あっという間に仕分けが終わりました。思い出に引っ張られているのは、親だけなのかもしれません。
■プリント楽譜は管理がしやすいファイルにまとめる
楽譜を仕分けした際、「残す」に仕分けられたものの中には、紙にプリントした楽譜もたくさんありました。練習しやすいように見開きで印刷して台紙に張ったものや、まとめていないせいで他の曲と混ざってしまったものなど、状態はさまざま。後で弾きたいと思ったときに探しやすいよう、クリアファイルにまとめることにしました。
選んだクリアファイルは、「KING JIM」の「シンプリーズ クリアーファイル サイドイン(透明) 」です。 サイドが開いているので出し入れしやすく、さらにはA3の楽譜を見開きで入れることもできるので楽譜用にぴったりです。
■楽譜管理のコツは“今弾いている”と“いつか弾く”に分ける
“いつか弾く”に分類された楽譜は、ピアノ横の楽譜棚に入れます。ファイルにまとめた楽譜も、“いつか弾く”の部類になるので楽譜棚の下段に。「楽譜はこの棚に入るだけ」と決めているので、入りきらなくなったら見直しのサインです。
“今弾いている”楽譜はピアノの上に平置きにします。
ピアノの上達への近道は、練習を毎日続けることです。“練習後は楽譜を棚にしまう”というハードルを設けると、毎日練習するのが億劫になってしまう心配があります。それならば、練習のしやすさを優先して“出しっぱなし推奨”で十分だと思います。
“楽譜収納”はこちらも参考に:
・キャスターがあるといいのに…は、簡単DIYで叶います!取り出しもお掃除も楽ちんに
・子どもにピアノを習わせたい!ピアノの置き場所と収納をどうする?
・子どもが自主的に練習できる! ピアノのまわりの収納はエリア分けで解決
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI DESIGN