おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
春から中学生になる娘に、自室を用意する予定でしたが、「やっぱり、まだこのままで良い」というので、彼女の収納スペースの一つとして使ってきた廊下収納を見直して、新生活の準備をすることにしました。
やってみると、「このタイミングで良かった」と実感!その理由をご紹介します。
◼︎思い出のものが出てくるからこそ、時間のある今仕分ける
新生活が始まってから収納を考えるとなると、物量が一気に増えた状態で、「今あるものの要不要の判断」と「新しいものを、どう収納するのか?」、この2つを一気に進めることになります。これは片づけのプロでも、かなり手のかかる作業です。
そこでひとまず、「今あるものの要不要の判断」をしてもらいました。
すべて出して、この場所に「いる」と思うものだけを残します。
この作業は思い出のものが出てくるので、出して分けるのに、約2時間。時間にも心にも余裕のある今、やっておいて良かったと思いました。
◼︎収納プランはざっくりでOK!収納場所の確保が心の余裕に
このスペースに「いる」と残したものは、服、書道バッグなどの学用品と、ハンカチ、靴下、普段使いのバッグでした。
ここに、これから入ってくる教科書や、新しく置きたいものを考えて、どの場所に何を収納したいか、ざっくりイメージしてもらいました。
娘の希望は、収納棚右側の中段に通学バッグ、その上に入れやすいように教科書を置きたいとのこと。教科書やテキスト類はかなり増えていくだろうから、可動棚の配置を変えて、余裕を持ってスペースを確保しました。帰宅時に、通学バッグを置いた流れで制服も掛けられるよう、衣類も右側に移動させました。左側は、その他の学用品や靴下などの、残したものを収納。
こまかな収納用品は、ものが入ってこないとわからないので、今あるもので様子を見ながら、問題があればそのときに調整する予定です。実際の物量はまだわかりませんが、一旦収納しておく場所があると思うだけで、少し心に余裕を持てた気がしています。
◼︎新生活への期待が、面倒な片づけを進めやすくする!
懐かしくなって、片づけ作業が止まることもありましたが、それでも進学で大きく気持ちが変化したようで、思い出のものがある場所にしては、要不要の判断が早かったと思います。
中学からは、ここに勉強グッズを置いたり、これからできる友だちとの思い出を飾ったりしたいそうです。彼女の中で、何にスペースを割きたいかが変わった。それがいつもなら判断に迷うものも、判断しやすく、面倒な場所の片づけをスムーズにしてくれているんだなと感じました。
ちなみに、自室なしでスタートしてみて困ったら、そのときにまた変えたいとのこと。自分の心の余裕のためにも、対応できるオーガナイズスキルを身につけておいて良かった〜と思いつつ、変化を見守っております。
進学に向けて知っておくと楽になる片づけプロのアイデア:
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ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「この世界で自分らしさと幸せに生きていく!」−自分らしさ探究家