おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
毎朝、鉄瓶で白湯を沸かしていただく……、そんなゆとりのある暮らしに憧れていました。でも、ズボラなわたしには、お手入れが大変そうな鉄瓶なんてすぐに錆でダメにしてしまいそうな気がして、手が出せませんでした。
そんなとき、岩手の製造元さんが福岡の展示会に出展されていたので、いろいろと質問しに行ってみました。そこで不安や疑問を解消できたので、ついに購入!
選んだ基準や手入れのこと、1カ月使ってみて感じたことをレポートします。
■南部鉄器は大きさ、デザイン、値段もさまざま!選ぶ基準は?
白湯を作るために使いたかったので、小さいものでいいと思っていましたが、大きさについて質問してみると、「ある程度の時間をかけて沸かすほうが、口当たりがまろやかな美味しい白湯になる」とのこと。少なくとも1L前後はあるほうがおススメとのことでした。
デザインは、毎日使うモノなので自宅のキッチンになじむシンプルなものにしました。
値段もお手頃なものから高価なものまでさまざまです。その違いは何なのか質問してみると、手間の違いとのことでした。手間暇のかかったものは、それ相当のお値段になります。一例をあげると、本体とフタのつなぎ目に段差がなくピタリとはまっているものなどは、手間がかかっているそうです。
■鉄瓶の手入れは意外にもシンプル!しっかり乾かすだけ!
製造元さんに、最初に質問したのは、「すぐ錆びてしまうのでは?」という手入れの不安のことでした。
意外なことに、「内部が錆びたように見えても、沸かしてお湯が濁ることがない錆であればそのまま使ってまったく問題ない」とのこと。毎日お湯を沸かしていると湯垢が育ち、それが錆び予防効果にもなるということでした。
そして内部には、釜焼きという錆び止めの酸化被膜を形成させる伝統技法がほどこされているので、「特別なお手入れは必要なく、逆にごしごし洗ったりしないでください」とのことでした。
気をつけるのはしっかりと乾かすことだけ!しっかり乾かすだけなら、ズボラなわたしでも使えそう!と購入を決めました。
■実際のところの使い勝手は?めんどう?手間いらず?
購入して最初のころは、底のお湯がしっかりきれなかったり、扱いに慣れませんでしたが、1週間も続けていると、コツがわかってきました。
沸かしたあとは、余熱で乾かすだけなので、本当に手入れはシンプル!これならずっと続けられそうです。
ハードルが高いと思っていたことも、疑問や不安をクリアにすれば、意外と生活に取り入れられるものですね。憧れを憧れで終わらせるのはもったいないなと感じた経験でした。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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