こんにちは。
ライフオーガナイザーのフカダユミです。
「ママ、お茶ちょうだい!」。暑くなってくると、1日に何度も聞こえてくるこのフレーズ。家事の途中や、ようやく座ったタイミングで呼ばれることもしばしばで、地味にストレスを感じていました。
そこで試してみたのが、“セルフお茶ステーション”を設けること。保冷ポットとコップをセットするだけで、子どもたちが自分でお茶を用意できるようになりました。うまく回るようになったポイントをご紹介します。
■インテリアにも馴染ませる!スッキリ見せるアイデア
わが家の“セルフお茶ステーション”は、ダイニングテーブルの上。テーブルの上に物を置くと生活感が出やすく、雑然とした印象になりがちです。そこで、ポットやコップ、トレイは、できるだけインテリアになじむ色やデザインのものを選びました。
トレイは「無印良品」の「アカシアトレー」、ポットはAmazonで探し、デザインがシンプルなものをチョイスしました。コップは100均ですが、デザインも色もお気に入りで、プラスチックなので子どもが落としても安心です。
トレイにまとめることでコーナー化でき、見た目にもまとまりが出て、すっきりと暮らしに溶け込みました。
■片づけるタイミングも固定化!習慣になる工夫を
もうひとつ意識しているのが、「後片づけ」の流れです。置きっぱなしにしてしまうと、補充のタイミングを逃がし、お茶が空っぽの状態で気づかないことも。そこで、後片づけと補充のルールを決めました。
わが家では、夕食後の片づけのタイミングで、コップと保冷ポットを一緒に洗うようにしています。
補充は、朝ごはんを準備するときに。その日の分のお茶を作り、ポットに入れてダイニングテーブルにセットしています。
「いつ洗うか」「いつ補充するか」を決めておくことで、迷いや忘れもなくなり、自然と日常の習慣として定着しました。
■子どもが自分のタイミングで水分補給。暑い時期も安心
子どもたちは自分で入れることが楽しいと感じているようで、積極的にお茶を入れて飲んでいます。これからの暑い季節は、こまめな水分補給が必要なので、自分のタイミングでお茶を飲める仕組みは、健康管理の面でも安心です。
忙しくしているときに限って「お茶ちょうだい!」と呼ばれていたのが、今ではほとんど声がかからなくなり、ストレスが激減。小さなことですが、これだけでも大きな変化でした。
手間を減らしながら、水分補給もしっかりできる。この夏も、セルフお茶ステーションを活用しようと思います。
お茶の仕組みについてはこちらも参考に:
・子どもの「お茶ください」がなくなる!家族が自分で準備ができるラクな冷茶づくり3つのコツ
・煮出しお茶派から水出し派へ。手間が激減した理由は、“思い込み”を手放したこと
・「お茶セットはここ」と場所が決まっているだけで、家族も安心!
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ライフオーガナイザー フカダユミ
HP : Yuark 「今」と「これから」をもっと楽しむための暮らしをつくる