おはようございます。
ライフオーガナイザーの藤本恭子です。
転勤族だったわが家は、昔からタイルカーペットを愛用しています。タイルカーペットとは、40㎝から50cm程度の正方形のカーペットで、スペースに合わせて必要な枚数を敷いて使います。ホームセンターや、家具店、通販サイトなどで購入できます。
敷くのに少し手間がかかったり、ときどきずれてつなぎ目が気になったりすることはありますが、そのデメリットを上回る使い勝手の良さがあると感じています。
わが家が長年タイルカーペットを愛用している理由をご紹介します。
■間取りや目的に合わせて自由にカスタマイズ可能
引っ越しが多かったわが家では、間取りが変わっても自由にサイズを変更できることにメリットを感じて、タイルカーペットを使いはじめました。自分で簡単にカットができ、家具や部屋の形状に合わられることも嬉しい魅力のひとつです。
狭い廊下やコーナーにも1枚単位で使えて便利、わが家では足元が冷える冬場だけキッチンマットとしても使っています。
ただし注意したいのは、タイルカーペットの厚み。以前わが家では事前に確認せずに購入し、カーペットの厚みにより扉が開かなくなる失敗をしてしまいました。
■汚れても部分洗いができてお手入れがラク
汚れた部分を1枚ずつ洗えるのもメリットのひとつ。洗った後はタオルドライをして陽に当てれば、わりと早く乾き清潔に保てます。大きくて重たいカーペットを手入れする面倒から解放されるのは、気持ちがラクになりますよね。
最近は、撥水加工や防汚加工のカーペットもあり、目的に応じて選ぶことができます。ただ、通気性はあまり良いとは言えず、定期的にタイルカーペットの下を掃除したり、天日干ししたりすることをおすすめします。
■長く使っている一番の理由はコスパの良さ!
カーペットは、傷んでも1枚単位で交換することができるので、長期的にみると意外と経済的。収納に関しても、1枚ずつ重ねてコンパクトに保管できるので助かります。わが家では購入時の箱に入れて、押入れの中に縦向きに収納しています。コスパの良さと収納のしやすさが長く使っている一番の理由かもしれません。
■部屋や用途別のタイプの選び方・活用法
毛足の長いタイプは、少し高価なのですが、カーペットのつなぎ目が目立ちにくく、足にもふんわりと優しいことなど、お値段なりのメリットがあります。
マンションのわが家ではリビングや、ソファ前に少しボリュームのある毛足長めタイプを使用し階下への防音対策も兼ねています。色は定番のアイボリーで部屋が明るく感じます。
夫の部屋のデスク下には、床の保護が目的なので、一般的なタイプで充分間に合います。色は本人の好みに合わせてシックなブラウンに。安価なので気軽にセルフカットしています。
カットした余りの半端なカーペット部分も家具の脚の下に敷いて有効利用。しっかりしているので畳に家具のへこみ跡がつきません。
ペットがいるご家庭でしたら、カーペットの毛足がループ状になっていない、爪に引っかかりにくいタイプをおすすめします。
フレキシブルなタイルカーペットは、自由度の高さが魅力です。使ってみたいけれど迷っている人は、まずは少ない枚数で狭いスペースからお試ししてみるのも良いかもしれません。
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ライフオーガナイザー 藤本恭子
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