おはようございます。
ライフオーガナイザーの河口美果です。
毎日の洗濯、気づけば家中をウロウロ……。私も以前は洗濯グッズを取りに行ったり来たり、洗濯物を戻すのにも手間や時間がかかっていました。
そんな悩みを、「干す・取り込む・戻す」の洗濯動線の見直しでスムーズに。わが家で実践している時短につながる動線の工夫をご紹介します。
■0歩で仕分け完了!洗濯機まわりのラクな動線の工夫
以前は仕分けや仮置きでウロウロしていましたが、洗濯機の近くに2本のステンレスパイプを設置したことで、動かず作業でき、ムダがなくなりました。
>>>絡まるハンガー、散らかる洗濯グッズ……、DIYで洗濯機まわりのイライラを解消
洗濯が終了したら、1枚ずつ取り出し、仕分けをしながらハンガーにかけていきます。
・洋服類 → 洗濯機のすぐ横にあるハンガーにかけ、仮置きハンガーパイプにかける
・タオル類 → 洗濯機の縁へかける
・ハンカチや下着など小物類 → 床に置いた白いカゴにポンポンと投げ込む
仕分けを済ませたら、すべてを手に取りベランダへ。ハンガーにかけた服や大きめのタオルは物干し竿へ。小物はベランダ手前の室内干しエリアでまとめてピンチハンガーに干し、ベランダへ。
ピンチハンガーは室内干しエリアで使うので、すぐ横にあるクローゼットが収納場所です。
洗濯機まわりを工夫し、移動も最小限に。仕分けから干すまでがスムーズになりました。
■外から見えない&ラクに干せる!ベランダ干しのひと工夫
わが家の物干し竿のフックは高い位置にあり、物干し竿に干すと通りから洗濯物が見えるのが気になっていました。そこで、「ダイソー」の「スチールエスフックロング」を使い、低い位置に竿を設置。
通りから洗濯物が見えなくなりスッキリ、さらに想像以上に作業がラクになっています。子どもや年配の方でも作業しやすい高さで、大物や大量洗いのときは上下2段使いもできて便利です。台風のときは、念のため竿を床に置いて対策しています。
もう1つおススメなのは、便利な竿ピンチ。以前は洗濯ものが風で片寄る対策として、ハンガーを1つ1つ竿ピンチで固定していました。「山村企販売」の「ステンレス竿ピンチ」なら、物干し竿に留めてあるピンチにかけるだけ。タオルを干すときは普通のピンチとしても使えます。
低い位置の竿や竿ピンチのおかげで、干す効率もアップしました。
■「畳まない」「しまわない」!お風呂上りもスムーズな収納
洗濯物が乾いたら、なるべく畳まない、しまわない工夫で、戻す作業もラクにしています。
作業①「お風呂セット」は畳まずカゴに投げ込む
乾いた洗濯物を室内干しエリアに集め、「お風呂セット」を作ります。その日の入浴時に使うので、「畳まない」「しまわない」カゴに投げ込むだけでOK。洗濯時の小物を仕分けた白いカゴを利用しています。
投げ込む順番にもひと工夫。意識せずに投げ込むと、下から取り出すことになり、脱衣所がぐちゃぐちゃに。入浴最後の人のセットから、使う順番の逆に投げ込みます。3人目のパジャマ・下着・タオル → 2人目のパジャマ・下着・タオル → 1人目のパジャマ・下着・タオル。
上から順で使うので、脱衣所が乱れなくなりました。
作業②洗濯物と洗濯グッズを一気に片づける
ピンチハンガーに残った小物を畳み、空いたピンチハンガー・乾いた洋服はクローゼットへ。干すときも同じハンガーを使うので、ハンガーがけのまま戻すだけとスムーズです。
空いたハンガーとお風呂セットは、クローゼット横の洗濯機コーナーへ。まとめて持って順番に片づけていきます。
作業③最後にハンカチや布巾などの小物を所定の収納に戻して完了
畳むもの・しまうものを最小限にし、行ったり来たりを減らすことで、毎日の洗濯がグっとラクになっています。これからも暮らしに合わせて見直していきたいです。
洗濯動線についてはこちらの記事も参考に:
・戸建ては洗濯動線が長くて大変? “干す”も“しまう”も分散するメリット
・ランドリールームはどこにつくるのが最適? 洗濯動線からひも解く間取りのヒント
・取り込んだ洗濯物もさっと片づく!洗濯動線を短くできた方法とは?
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ライフオーガナイザー 河口美果
ブログ: CASA・FAVORITA(片づけでお気に入りの家に)