「何から始めればいい?」がわかる!防災備えの思考整理と実践ステップ

日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

本日、9月1日は「防災の日」

大正12年(1923年)の9月1日に関東大震災が発生したことから、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、制定されたとのこと。
ただ、最近でも地震や豪雨、火災など、どこで何が起こるか予測不能な状況ですから、明日は我が身ととらえ、日頃からの防災対策はマスト!

とはいえ、「備えなきゃとは思っているんだけど、何から始めればいいのかわからなくて……」

そう感じているうちに、また一年が過ぎてしまう。防災に対してそんな「先送り」が続いている方は、実はとても多いのではないでしょうか。

防災の備えは、「完璧にやらなければ」と思うほど、ハードルが上がって動けなくなります。でも本当に大切なのは、まず「わが家にとって何が必要か」を考えること。モノを揃えることよりも、思考を整えることが先です。

この記事では、片づけ収納ドットコムの記事の中から、防災の日に見直したい「備え」の記事を厳選してご紹介します。焦らず、自分のペースで。いつかそのうちではなく、今日から一歩踏み出すための手がかりにしていただければ幸いです。

■ まず「思考の整理」から。防災グッズを買う前にやるべきこと

災害の備えを始める方へ。防災グッズを買う前に3つの「?」を解消して“わが家”に合う備えを!

防災備蓄が進まない理由の多くは、「情報は知っているのに動けない」という状態にあります。ネットで調べるほど情報があふれて、何が正解かわからなくなり、結局手つかずに……という経験はありませんか?

そのループを抜け出すために有効なのが、「わが家に合う備えとは何か」を最初に考えること。防災グッズを買い揃えるより前に、3つの「?」を解消する思考の整理を試みてみましょう。

「わが家は戸建て?マンション?」「家族に高齢者や小さな子どもはいる?」「自分が在宅の時間帯は?」——こうした問いに向き合うだけで、優先順位がぐっと明確になります。

万人向けの「正解リスト」ではなく、「自分のリスト」を持つことが、続く備えへの第一歩です。

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>>>災害の備えを始める方へ。防災グッズを買う前に3つの「?」を解消して”わが家”に合う備えを!

■ 「いつかやらなきゃ」が「今すぐできる」に変わる!グループ分けで始める防災準備

「いつかやらなきゃ」が「いますぐ」できる!防災の準備はグループに分けたら簡単に

「備えなきゃと思っているのに、なかなか進まない」——そんな状態が続く原因のひとつが、「どこから手をつけるか」が見えないことです。防災の備えを「非常食」「持ち出し袋」「避難場所の確認」……と一度に考えようとすると、途方に暮れてしまいます。

そんなときに試してほしいのが、「グループ分け」という考え方です。備えを大きく「0次・1次・2次」などのカテゴリに分けて整理すると、「今日はここだけやる」という絞り込みができ、動き出しやすくなります。

全部を一気に揃えようとしなくていい。まずは「グループ」を知ることで、頭の中が整理されて、次の一手が見えてきます。

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>>>「いつかやらなきゃ」が「いますぐ」できる!防災の準備はグループに分けたら簡単に

■ 何を、どれだけ?「1次の備え」チェックリストと手順を片づけプロが紹介

思考が整ったら、いよいよ「モノ」の備えへ。でも、「何を揃えればいいの?」という迷いは尽きませんよね。

片づけのプロが実際に参考にしたチェックリストをもとに、「1次の備え(避難時に持ち出すもの)」から順番に備えを進める方法を前後編でご紹介しています。

まずは「1次の備え」から着手する(前編)

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

非常持ち出し袋に何を入れるか、どんな優先度で揃えていくか。初めて防災備蓄に向き合う方にも、以前に揃えたけれど見直せていない方にも、具体的な手順として参考になります。チェックリストをひとつひとつ確認しながら進めることで、「できた」という達成感が積み重なっていきます。

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>>>防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

「0次・2次の備え」で安心感をさらにアップ(後編)

防災用品はどこまで揃えるべき?「0次、2次の備え」があれば安心感アップ!(後編)

1次の備えに着手できたら、次は「0次(外出先での備え)」「2次(在宅避難のための備蓄)」へ。毎日持ち歩く防災ポーチや、自宅で長期間過ごすための備えについても、リアルな実例とともに紹介されています。「これだけでいい」ではなく、「わが家にとって何が必要か」を考えながら読み進められます。

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>>>防災用品はどこまで揃えるべき?「0次、2次の備え」があれば安心感アップ!(後編)

■ 外出先で被災したら?毎日持ち歩く「防災ポーチ」で0次の備えを

災害は家にいるときに起こるとは限りません!防災ポーチ&スマホで「もしも」に備えよう

非常持ち出し袋や備蓄食を用意していても、災害は「家にいるとき」に起こるとは限りません。通勤中、買い物中、子どもの送迎中——そんな外出先で被災した時、手元に何があれば安心できるでしょうか?

「0次の備え」として注目されているのが、毎日のバッグに入れておく「防災ポーチ」です。小さなポーチに必要最低限のアイテムを入れておくだけで、いざというときの心の余裕がまったく違います。スマホの防災アプリの活用と合わせて、明日から始められる備えのひとつです。

「防災のためだけのモノ」を増やすのではなく、日常に自然に組み込む——そのほうが無理なく続けられます。

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>>>災害は家にいるときに起こるとは限りません!防災ポーチ&スマホで「もしも」に備えよう

■ 在宅避難で「助かった」と思ったもの。被災経験者が語るリアルな備え

ライフラインが止まったら? 自宅避難生活で「備えておいて助かった」日用品

「避難所へ行くこと」だけが防災ではありません。大規模災害時には、自宅の安全が確保されていれば「在宅避難」が推奨されることも増えています。では、ライフラインが止まった状態で自宅で過ごすとしたら、何があれば安心できるのでしょうか?

実際に被災経験をしたライフオーガナイザーが、「あってよかった、助かった」と実感したモノを紹介しています。情報として知っているものと、体験して初めてわかるものでは、重みがまったく違います。

リストを見て「うちにある?」と確認するだけでも、立派な備えの第一歩です。

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>>>ライフラインが止まったら? 自宅避難生活で「備えておいて助かった」日用品

■ 「捨てなきゃ」じゃなく「使いながら備える」。ローリングストック法で食料備蓄を無理なく続ける

ローリンクストック法でストレスフリーな防災備蓄

食料備蓄の悩みとしてよく挙がるのが、「賞味期限が切れてしまう」「何を買えばいいかわからない」「置き場所がない」というものです。「いざというときのために」と用意した備蓄食が、いつの間にか期限切れになって処分——そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが「ローリングストック法」。特別な備蓄食を別に用意するのではなく、普段から少し多めに食料を買い置きして、使いながら補充する方法です。「食べながら備える」という考え方は、防災を「特別なこと」から「日常のこと」に引き寄せてくれます。

食料備蓄に苦手意識がある方ほど、この仕組みが合っているかもしれません。

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>>>忘れっぽくてもできる!ローリングストック法でストレスフリーな防災備蓄

■ 最低限でいい。「食・水・電源」の3つだけ今すぐ手元に

【最低限の防災備蓄】何はなくてもこれだけは!在宅避難のために備えておきたい必需品3つ

「完璧に揃えようとして、結局何もできなかった」——そんな経験があるなら、まずはこの記事を読んでみてください。

在宅避難のために「最低限これだけ」という視点で整理すると、必要なものは「食」「水」「電源」の3つだけ。この3つが手元にある状態を作ることが、まず目指したいゴールです。

防災はゼロか百かではありません。「完璧な備え」を目指すより、「何もない状態」から一歩進むことの方がずっと大切です。最低限のものが揃っていることで生まれる心のゆとりは、実際の備えとしても大きな意味を持ちます。

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>>>【最低限の防災備蓄】何はなくてもこれだけは!在宅避難のために備えておきたい必需品3つ

■ 暗闇でも安全に動ける!蓄光シールで「逃げられる家」をつくる

もしも、夜災害が起こったら…。“蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

防災の備えというと、食料や水・持ち出し袋が真っ先に頭に浮かびますが、「安全に家の外へ逃げられるか」という視点も忘れないでいただきたいテーマです。

夜中に大きな揺れで目が覚めたとき、停電した暗闇の中で、あなたは玄関まで迷わずたどり着けますか?

そこで役立つのが「蓄光シール」。ドアノブや非常口、スイッチなど、暗くても見えてほしい場所に貼っておくだけで、停電時の避難をぐっと安全にします。コストも手間もほとんどかからず、今日からでも実践できる備えのひとつです。食料や用品を揃える前に、「逃げられる家」かどうかを確認してみましょう。

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>>>もしも、夜災害が起こったら…。”蓄光シール”1枚が家族の安全な避難を守ります!

■ まとめ:防災の備えは「わが家らしさ」から始めていい

「備えなきゃ」という焦りは、行動のエネルギーにもなりますが、時に「完璧にやらなければ」というプレッシャーとなって、かえって動けなくさせることもあります。

ライフオーガナイズの考え方では、まず「自分にとって何が大切か」を整理してから行動することを大切にしています。防災も同じです。世の中の「正解リスト」に合わせるより、「わが家に合う備え」を、できるところから積み上げていく方が、長く続く安心につながります。

今日、一つだけ確認してみる。それで十分です。「もっと楽に、もっと生きやすく」——そのための備えを、一緒に整えていきましょう。

人生後半に思うことはなんですか?
これから何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

次回は明日、9月2日(水)朝10時にお会いしましょう♪

日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美
ブログ:JALO公式ブログ

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