おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
いよいよ新学期が始まりますね。家の中にも新しいもの・新しい資料がどっと増える時期でもあります。
今日は本や紙類の収納にも役立つファイルボックスの使い方についてお話します。
ファイルボックスと言えば、上の写真のようにずらりと並べた様子が思い浮かぶかもしれませんが、どこでもこの使い方が適しているとは限りません。同じファイルボックスでも、用途や頻度に合わせて使い方を変えると、使いやすさもアップしますよ。
■見た目も気になる場所はインテリアの一部として
まずはスタンダードに正面を向けた並べ方。
この並べ方は、見た目がすっきりするのでインテリアの一部としての役割も果たしてくれますが、使い勝手でいえば、一度ボックスを出し切らないと中のものが取り出せないので少し不便です。
実は、このファイルボックス、わが家ではダイニングのカウンター下に並んでいるのでお客様にも常に目に入る場所。
ここは見た目に優先順位を置きたい!少しの使い勝手の悪さは目をつぶろう」という場所に最適ですね。ちなみに、わが家のダイニングのこのファイルボックスには、私の仕事関係のものが収納されています。使い勝手の悪さに目をつぶった人(納得した人)のモノを収納することが、乱れない秘訣かもしれません。
■見た目も機能もそこそこOKな使い方は?
次は「見た目も気になるけれど、使い勝手が悪いとすぐに散らかってしまうだろうな…」という場所。わが家ではダイニングの先ほどのカウンター下とは対角線上にあるスペース。お客様からは死角に当たる部分です。
子どもたちがときどき使うぬり絵やときどき読む雑誌を収納しています。
ファイルボックスを前後ろ反対向きに置き、前面の立ち上がりが低くなるようにしています。こうすることでパッと見て中身がわかり、ぬり絵くらいならば引っ張り出したり入れたりがボックスを動かさずにできるので、子どもでも楽に使いこなせます。
本の半分くらいは隠れているので見た目のごちゃつきも緩和されていますね。
■子どもが毎日使う場所は断然、機能重視!
最後は子どものランドセルスペースです。
ここに置いてあるファイルボックスは全面をカッターナイフで切り取ってしまいました。
毎日教科書やノートを出し入れする場所は、たとえ低い立ち上がりだったとしても使いづらく、出しっぱなしになってしまうことも。
逆に、何も仕切りがないのは、分類が混ざり合ったり本が倒れたりして、それも使いづらさにつながるので、仕切りがわりにファイルボックスを使うという感覚です。
教科書類が全部見えているので見た目のすっきり感は少ないですが、これはスペース自体を死角に持っていくなどして対策をしたいですね。使い勝手は3つの中でも一番いいです!
ファイルボックス1つとっても、その置き方・使い方で見た目と機能のバランスを変えることができます。ぜひ「誰が・何を・どれくらい」使うのかをヒントに場所に合った収納方法を選んでくださいね。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん