おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
あっという間にゴールデンウイーク。新しい環境に、まだまだバタバタと忙しい人もいるのではないでしょうか? そんな方におすすめ!今日は兵庫県西宮市在住のライフオーガナイザー足立容子さんの“タスク管理”についてご紹介します。
今年、小学校のPTA役員となった足立さん。もしかすると、同じような境遇の方もいるのでは?ふだんの家事・育児・仕事に加え、PTAの役員仕事と毎日の忙しさに拍車がかかりますね。そうでなくても、新しい環境で小さなことから大きなこと、いつもどおりのことから初めてのことまで“やらないといけない”ことが次から次に生まれるのがこの時期なのかもしれません。
そんなとき、足立さんが取り入れていることは…。
■まずは頭のモヤモヤを“書き出す”ことから
「とにかく書き出す!」こと。「あれもこれもやらなきゃ」とやる前から気持ちが焦るときはペンと付箋を用意してやること(TO DO)をとにかく書き出すそう。
文字として書き出すことで“頭の中を見える化(視覚化)”するということです。
これだけでも全体量が見えて頭のモヤモヤがすっきりしますね。
■“全部出す”→“分ける”は見える化したからこそできること
さらに、足立さんがおすすめするのは“グループごとに仕分けする”こと。
たとえば、足立さんの場合は「PTA・学校・家族・子供・家事・仕事」と6つのグループに分けているそうです。
グループに分けることによって「これをやってからでないとあれはできない」「これは子どもがいないときに、これは子どもがいてもOK」と“優先順位”が決めやすくなるとのこと。
優先順位が決まると、あとはスケジュールに組み込んでいくだけですね。
「タスクが終わると横線を引き、終わったことも見える化。いつまでも終わったことを考えることもありません」と足立さん。
タスクを把握でき、しかも、達成感を感じられて次々にこなしていけそうです。これも付箋に書いて見える化したからこそなせる術ですね。
■見える化によって生まれた柔軟性
ここで質問です!
2枚目と3枚目の写真、見比べて何か気づくことはありませんか?
実はタスクの数がグループ分けをした時点で2つ(15個→17個)増えているのです。これも足立さんがタスクの見える化をしている理由の1つ。
タスクの見える化を進めていると頭が整理されてきて、新しいTO DOを思い出したりもするそうです。そんなときもグループごとに仕分けされた状態なら振り分けやすく、頭の中が混乱するのを防ぐことができると。
必要なのは、紙とペンと付箋だけ。お手軽に挑戦できるので、ぜひ試してみてくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 足立容子
編集:中村佳子