おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。
共働きの場合、財布を別々にしているご家庭もありますが、わが家の財布は1つです。その1つの財布から、夫と私、それぞれのおこづかいを確保しています。
自分のために使うお金がまったくない人はめったにいないはずです。家計のお金とはきちんと線引きするためにも、収入の多い少ないに関わらず、妻もおこづかいはあった方がいいと私は考えています。なので、私ももちろんしっかり確保しています(笑)。
今回はそんなわが家の「妻のおこづかい」について、ルールと管理方法をご紹介します。
■おこづかいのルールはシンプルが一番!
何をおこづかいでまかなうかはご家庭によってルールがさまざまだと思いますが、私の場合は“自分だけが使うもの・すること”はおこづかいでまかなう、というルールにしています(被服費だけは別途ボーナスで確保しています)。
参考記事
>>>ボーナス前に作戦会議! 洋服選びが楽しくなる、満足度アップの被服費予算のたて方
なので、美容院代や化粧品代、趣味にかかるお金などはもちろん、ペン1本でも(笑)“自分だけが使うもの”はすべておこづかいから出しています。
ルールがシンプルでわかりやすいので、自分にどれだけのお金を使っているのかも一目瞭然です。だからこそ、満足感を得られるお金の使い方をしているかどうかも自分自身に確認しやすいのがいいところです。
■おこづかいの無理な節約は家計に悪影響!?
女性は化粧品やヘアケア用品など、身なりを整えるために必要なアイテムが多いですよね。
以前はおこづかいの金額を無理に抑えていたので、すべてをおこづかいではまかないきれず、「これは必要なものだから・・・」と自分に言い訳をしながら、半分は家計から出す、というマイルールを設定したこともありました。
でも、化粧品やヘアケア用品にかかるお金というのは消耗品としての部分と、使い心地や自分のこだわりなど+αの部分とがありますよね。+αの部分が結構あることを自覚しているので、半分を家計から出していることに後ろめたい気持ちがありました。なのに、自分の負担は半分だけという気の緩みから、商品選びが甘くなる、という本末転倒なことをしてしまうことも。
今はおこづかいを現実的な金額に値上げし、その分、必ずその範囲内でまかなうようにしたことで、+αにどれだけお金をかけるかもよりシビアに。お陰で、家計に悪影響を及ぼすことなく、納得してお金が使えるようになっています。
■財布は1つ!レシートチェックで管理もラクチン
管理方法は、以前は、家計と自分のおこづかい用とで財布を分けていました。ただ、私は事業用の財布もあるので、そうなると外出するときに財布ばっかりを持ち歩くことになります(笑)。そこで、おこづかい用の財布を持つことをやめました。
今は、自分のおこづかい用の口座だけを用意しています。自分のために何かお金を使うときには家計用の財布から一旦立て替えます。ただし、必ずレシートをもらって、まとめておきます(家計用のレシートを保管しているポリプロピレンボックスのいちばん下が空いているのでそこを利用)。
家計のレシートを月末に集計するときに、自分のために使ったお金もあわせて集計します。
参考記事
>>コツコツが苦手な方必見! 1カ月分を10分でチェックできる、支出把握の手順とは?
おこづかいの予算から使ったお金を差し引いて、残ったお金をおこづかい用口座に入金するだけ。クレジットカードを使った場合もこのおこづかい口座から引き落とされるようにしています。現金管理の手間がないので、とてもラクです。
できるだけシンプルなルールにしたことで、おこづかいをより自分の気持ちを豊かにするために使えるようになったと感じています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
LINEでの情報配信を開始しました!
ぜひ友だち追加をお願いします。
ライフオーガナイザー 長谷部敦子
ブログ:生き方デザイン練習帖