おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
新年度がスタートしましたね。わが家の下の娘も今春から幼稚園入園。新しい環境に慣れるまでは時間がかかるものですが、今日はそんなときの一助になるかもしれない!?“お財布ポシェット”をご紹介します。
■園送迎のストレス、変えられるのは自分だけ?!
2年前、2歳児までの保育園生活を終えた息子が幼稚園に入学、下の娘はそのまま保育園と、近所とはいえ2カ所の園送迎が始まりました。
まだまだ二人ともサポートが必要な年齢な上に、毎日旅行に行くかのような荷物の多さ。そんななか、園の入構証を提示したり、自転車や自宅の鍵を出したりという動きすらままならず、ストレスを感じていました。とはいえ、子どもたちの荷物も、子どもたち自身もコントロール不能(笑)。
そこで、まずは私の荷物と動きだけでも!と見直すことにしました。
■3つのリストアップで、必要なことが明確に
お迎えに行くのは、一旦荷物を家に置いてから。通勤バッグから、必要なものだけを小さなトートバッグに詰め替えて、出かけていました。この持ち出しバッグを見直そうと、まずはバッグに入れるものの「持ちもの」リストを作ってみることにしました。
幼稚園と保育園の「入構証」「自宅の鍵」「自転車の鍵」「スマホ」「財布」とたった6点なのに、何度忘れて出かけたことか!
続いて、今「困っていること」を書き出します。荷物の入れ替えが面倒なこと、両手が空かないので荷物に気を取られることなど、ストレスの素はいくつもありました。
最後にそんな悩みを解決してくれる「ほしい機能」をリストアップ。実際にそんなバッグがあるかどうかはさておき、望みをすべて書き出してみました。
リストに書き出しているうちに、試してみようと思い当たったのが「お財布ポシェット」。
お財布にショルダーベルトがついているポシェットで、当時からママたちの間で話題になっていました。とはいえ、普通のポシェットに比べると選択肢は少なく、「ほしい機能」を満たす理想の「お財布ポシェット」にはなかなか出会えません。
最終的に見つけたのが、「1 mètre carre(アンメートルキャレ)」というブランドのお財布ポシェット。お財布一体型のポシェットで、コンパクトなのに機能的なポケットが豊富。ひとつのジッパーを空けたら、小銭もふたなしの区切りに入れるだけという、出し入れの手間の少なさも魅力。革製なのに軽くて、体に沿うシンプルなデザインも、毎日持つにはピッタリです。
バッグを買うとなると、それまではデザイン最優先。今回のように、あらかじめ「ほしい機能」をリストアップして、具体的にイメージできていたからこそ、探し当てることができた一品でした。
■不足はカスタマイズで解消。どこに行くにも手放せない相棒に!
理想的なポシェットでしたが、ひとつだけ「ほしい機能」に不足がありました。それは「自宅の鍵や入構証がバッグに装着」できないこと。
そこで、「リールキーホルダー」なるものを後付けしてみることにしました。鍵やカードケースをつけて、もう片方をバッグや服などに装着。バッグから外さなくてもリールが伸びて用をなせるのが特徴です。家の鍵と、園の入構証を裏表にいれたカードケースで試してみると、抜群に便利でした。
子どもたちにかかりきりになると、バッグから鍵と入溝証がぶら下がったままなんてこともありますが、「手を離してもなくさない」という安心感は、思った以上にありがたいものでした。
この「お財布ポシェット」、園送迎で「困っていること」を見事に解消してくれました。
日中も通勤バッグと2個持ちすることで、帰宅後、通勤バッグだけを置いたらすぐにお迎えに向かえます。ずっと斜めがけしているので、両手が空いて、荷物に気を取られないのが便利。荷物を置きっぱなしにせずに済み、活発な子どもたちに囲まれながらも、バッグの中身を引っ張り出されることもなくなりました(笑)。
今では保育園送迎以外の外出全般に欠かせないバッグです。他にどんな用途に便利だったか、その後どんな改良をしてきたかについては、後編でご紹介しますね。
(後編へつづく)
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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