おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
「ゴミ捨て、めんどくさ〜」。
春から大学生になり、一人暮らしが始まった長男の一言です。
これまで家では、ゴミを自分でまとめて捨てる作業をまったくしていません。しかも、これから住む地域では、ゴミを捨てるには、すべて「指定袋」を使います。今までやり慣れない上に、どうやら頭の中は「めんどくさい」でいっぱい。めんどくさいには、3つの理由がありました。
・「捨てる準備」まで頭が働かない。
・同じような袋を見るだけで、「仕分け」が複雑に感じる。
・出す日が、よく分からない。
これが……、2カ月経った今、聞いてみると、「快適に使えている」と言います。快適ポイントは、ゴミ箱を使わなかったことでした。
目次
■ゴミ置き場どこにする?「一カ所集中」スペース
長男が住み始めた地域では、ゴミはすべて「指定袋」に入れて捨てます。超がつくほどめんどくさがるタイプの長男。大学生一人暮らしの狭い部屋なので、シンプルにゴミは1カ所に集中し、洗濯機横のスペースを使うことにしました。ここは、玄関から入ってすぐの場所。キッチンの横でもあります。
いちばんゴミが出やすい炊事のときにもサッと入れられ、出かけるときにも最後に手に持てる場所。おまけに洗濯機の横。のちにこれがゴミを捨てやすい仕組みにもつながったようです。
■突っ張り棒にゴミ袋を吊り下げるだけの「ゴミ置き場」
洗濯機の横の30cm弱あるスペース下には、洗濯ホースがあり、ゴミ箱を置くことができません。そこで、100均2本の突っ張り棒とフックを使って、吊り下げることにしました。
容器を使わないので、各種ゴミ袋を吊り下げても省スペースでゴミを仕分けることができます。また、手前の突っ張り棒の位置を少し下げることで、袋の開口部が斜めに、大きくなります。これが、ズボラな長男には入れやすいよう。ゴミも入れやすく、持ち出し時にもちょうど取り出しやすい高さ。フックは、袋を取り外すときにも落ちにくいようにクリップタイプを使いました。
どうやら、朝学校に行くときに、ゴミが入ったビニール袋をサッと手に取り、結びながら外に持ち出してるよう(苦笑)。こんなことが快適ポイントなんだとか。そうそう、洗濯機の揺れで突っ張り棒が落ちるのではないかと思い、聞いてみました。「まったく問題ない!」だそう(笑)。
■洗濯とセット化されてできたラクになる仕組み
ゴミが出しやすくなると、さらなる仕組みができたみたい。ゴミ袋は、すぐにセットできるように、洗濯機の上の箱の中に入れています。
帰宅時間に合わせて洗濯機のタイマーをセット。帰ってすぐに洗濯ものを干すので、その前にゴミ袋をセットするようになったとか。これで、朝ゴミを持ち出しても帰ってすぐに袋をセットするので、ゴミが迷子になることがありません(笑)。おまけに、ゴミ捨てと洗濯がセット化されたのか、買い物時には、ゴミ袋と洗剤を同時にチェックするクセもついたそう。
■ゴミカレンダーは、いつも居るよく見える場所に貼り付け!
あとは、捨てる日にちを迷わないように、ゴミカレンダーは部屋にある冷蔵庫の横へ貼り付け。
部屋で、ふと「明日なんのゴミ?」と思ったときに、キッチンに行かなくてもその場でサッと確認できる場所。前日に頭の中にインプットできるので、これがサッと持ち出せる翌日の行動につながっているよう。
こうして、「めんどうくさい」が1つずつ簡単になったことで、あの超がつくズボラ体質の長男でも「ラクにできる」仕組みができて、まさかの快適発言!洗濯とセットで考えるのは、私の予想外でしたが…(笑)。
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
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