おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
思い出のつまった大切な洋服は、捨てずにとっておきたいものですが、量が増えてくると収納場所に困りますよね。
先日、衣替えをして、もう着られなくなったものも、かなり出てきました。
>>>お下がりの洋服をフル活用したい!タイミングを逃さない、子ども服の衣替えの方法
けれども、簡単には捨てられない。もし、そんなTシャツがたくさんあるなら、リメイクして小さくしてみませんか?インテリアの一部として飾ることで、大切な思い出を、またよみがえらせることもできるんです。
■思い出グッズは、ただ箱に入れて保管しておくだけでいい?
かわいかった頃の子どもの洋服は、思い入れがあってなかなか捨てられません。思い出グッズとして、取っておいていいものだと思いますが、どのように保管していますか? 箱に入れて封印され、押入れの奥の方に追いやられてはいませんか?
「たまに、思い出にひたるために見るだけだから、それで十分」と考えていましたが、リメイクすることで思い出をさらに素敵なものへと変身させることができました。
あるポイントを使うことで、かんたんでかわいい「フラッグガーランド」を作ることができるんです。
■縫わない! 接着剤も使わない! ポイントは「裾」
【用意するもの】
捨てられないTシャツ・油性ペン・はさみ・ひも通し・ポストカード・定規・麻ひも
【作り方】
①型紙を作る。
底辺10cm高さ15cmの二等辺三角形を作ります。市販のポストカードがだいたいこのくらいのサイズなので、そのまま利用すると楽です。
②型紙をTシャツにあて、はさみでカットする。
このとき、ポイントになるのがTシャツの裾の「わ」になっている部分を利用すること。そうすることで、自動的にひもを通す部分になります。「わ」の部分を、取れるだけどんどんカットしていきます。Tシャツ素材なら、切りっぱなしでもほつれは気になりません。
③切った三角形の「わ」の部分に、麻ひもを通していく。
ひもを通す前に並べてみて、色のバランスを考えるといいでしょう。
ミシンも接着剤も使わずに、Tシャツを切って、ひもを通すだけで完成です!
簡単なので、子どもと一緒に作るのも、楽しいですね。三角形を取った残りは、ウエスとして最後まで使い切りました。
■飾るたびに、よみがえる思い出
着古したTシャツならではの、くすんだ色合いも味があって、なかなかいいもの。わが家では、誕生日会などのイベントのときに飾っていて、部屋の雰囲気がぱぁーっと明るくなるので、子どもたちも喜びます。また、「これはだれのTシャツだった」と話すのも、あの頃にタイムスリップできる、楽しい時間です。
余談ですが、夫のヨレヨレTシャツも処分したくて(笑)、「あなたの黄色いTシャツが必要なの」とお願いしてみたら、快く協力してくれたんです! 今までは「友人からのプレゼントだから……」と断られていたのに、処分後の役割があれば、手放しやすくなるものですね。
「思い出のもの」を活用するワザはこちら:
・100円グッズで思い出の写真がおしゃれなインテリアに。製作費200円以下で作る“フォトキャンバス”
・思い出が倍になる?!サイズアウトした子ども服の救済策とは?
・簡単リメイクの2段活用! 膝の破れた子ども服が大切な思い出に変わる
・大事な思い出は「飾る」だけでなく、「使う」
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
Blog : ココチイイコト~自分の好き♡と出会うくらし方~