おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
今年のゴールデンウィーク、来客の少ないわが家に、友人一家が泊まりに来ることになりました。
泊まりでの来客は、実に9年ぶりです。前回も客用布団をどうするか悩み、実家で眠っていた客用布団を譲り受けました。そこから使われずに押し入れに眠り続けること9年……。布団の生地がやぶけてしまい、綿がはみ出ています。カバーをかけるとしても、このまま使うのには抵抗があります。
■まず検討したのはレンタル布団
いっそのこと、レンタル布団を利用しようかと思い、さっそく調べてみることに。自宅が配送エリアに入っている近隣のレンタル業者さんだと、1セット3500円(税別)ほどで借りられることがわかりました。レンタル布団だと、布団を干したり、シーツを洗ったりの手間が一切かからないのが良いですね。安い出費ではありませんが、来客が少ないわが家にはピッタリなサービスだと思います。
ところが、ゴールデンウィークに来客が多いのはどこも一緒。予約はとっくに埋まってしまっていて、今から借りられるところは見つかりませんでした。レンタル布団の繁忙期は、少なくとも1カ月前には予約しておく必要があり、2週間前に来客が決まった今回は、時すでに遅し。
こうなったら、今ある客用布団をどうにかするしかない、と方針転換です。
ふと思い出したのが“打ち直し”。昔の布団は良い綿を使っているので、打ち直しをすれば長く使えると聞いたことがありました。客用布団を買ったのは、両親が結婚した45年前。そんな古い布団が、はたして打ち直せるのか? 不安はありつつ、まずは布団屋さんに相談してみることにしました。
■布団の打ち直しを頼むなら地元のお店
インターネットで、「布団 打ち直し ○○市」で検索したところ、2~3店舗が見つかりました。検索で、いちばん上に出てきたお店に電話したところ、「すぐに行きますよ」と即日で見に来ていただけることに。このフットワークの軽さは、地元のお店ならではですね。
夕方にやってきた布団屋さんは、ちょうど破れていた生地からはみ出ていた綿を見てすぐに、「これはいい綿だから大丈夫」と太鼓判を押してくださいました。
打ち直しにはいろいろな選択肢があるそうで、次のことを確認されました。
・打ち直し後のサイズ(大きめにすることも可)
・打ち直し後に綿を足すかどうか(ふんわりボリュームアップさせることができる)
・新しい生地を指定するか(お任せにすると安くなる)
今回はいちばんリーズナブルなコース。サイズそのまま100×200cmで、生地はお任せ、綿は足さずきれいにするだけのものにしました。
■打ち直しの終わったお布団に予想外の事態が
ゴールデンウィークに入る間際での依頼だったので、「通常は10日間だけど、正直どうなるかわからない」と言われ、ドキドキしながら待ちました。どうしても間に合わなければ、実家から客用布団を借りてくるか、もしくはリーズナブルなお布団を間に合わせで買うか。でも間に合わせは嫌だなぁ……と。
不安な気持ちを抱えながら待つこと10日後、打ち直されたお布団が返ってきました。来客にもぎりぎり間に合ったので、ほっと一安心です。仕上がりは、驚くほどフワフワ!で、お客様には、新品同様になったお布団でゆっくり寝てもらえたので、打ち直しに出してよかったよ~と、実家の母にも報告したほどです。
近くのお布団屋さんだったので、送料はかからず。6800円×2枚=13600円(税別)でした。リーズナブルな布団なら新しいものを買えるけれども、同等レベルのお布団を買い治すと思えば納得の金額です。
めでたしめでたしのところが、最後に思わぬオチが……。
お布団の厚みが以前の倍になったせいで、押し入れに入らないのです!縦にしたり横にしたり、折り方を変えたりしてみましたが、どうにも入らないのです。
これは、もう使うしかない!ということで、半年前に買い換えたばかりの夫婦の布団を客用布団に回し、ふわふわの布団を毎日使うことにしました。夫婦の布団はしまわず干すスタイルなので、これで一件落着!?
>押入れがなくてもなんとかなる!布団収納のアイデアまとめました
「毎日使うなら、もう10cm長いサイズに打ち直してもらえばよかったな」と反省中。何年後にまた打ち直すことがあれば、次は210cmにしてもらおうと思います。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
ブログ:建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”