ちょっとした“面倒”を”楽”に変える!見直しのポイントは少しの先取り行動

おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。

「ライフオーガナイズ」とは、暮らしを最適化するための考え方で、一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会の理念は、「もっと楽に、もっと生きやすく」です。

私はライフオーガナイズを学んで、面倒に感じていたお寺の仕事をひとつずつ見直しています。そして、自分に合う仕組みをつくっていくことで、以前より、楽に、前向きに仕事に取り組めるようになってきています。

今回は、誰でも参考にできる、私がお寺の仕事をする上で取り入れた3つの仕組みをご紹介します。

■お料具膳づくりが楽になった時短ワザ

お料具膳とは、仏様にお供えするお膳のことです。拙寺では、ご葬儀には必ず、ご法事のときは、施主家が希望した場合に私が用意します。法要や行事のときに作ることもあるので、年間で100膳以上は作っていることになります。

このお膳を用意するのに、私は、ライフオーガナイズでよく使われる時短ワザを取り入れてみました。すると、忙しい日でもすぐに用意ができるようになり、私が留守のときは夫でも対応できるようになりました。

冷凍保存ですぐ使える仕組み

離乳食を製氷皿を使って冷凍保存したりしますが、同じ要領で、味噌汁を冷凍しています。お膳の小さい味噌汁を1回ごとに作るのは時間がかかるので、たくさん作って、製氷皿で冷凍保存しておけば、解凍するだけですぐに味噌汁ができあがります。

煮物に使うにんじんも、まとめて輪切りにしておいて冷凍保存しておくと、切る手間がはぶけます。野菜の冷凍保存は、普段の食事づくりにも重宝しています。
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お料具に使う材料は“グルーピング収納”で効率よく

一緒に使うアイテムをまとめて収納する“グルーピング収納”で、お料具に使う材料も、ケースにまとめて、冷蔵庫や棚に収納しています。必要なモノがまとまっていると、スムーズにつくれます。

ちょっとした“面倒”を楽に変える!時短&時間管理の“ライフオーガナイズ”テクニック

万が一のために余ったご飯は必ずストック

外食したり、ご飯を炊かなかった翌日にお料具膳が必要なことがあり、「あ!ご飯がない!?」と慌てたことが何度かあったので、どんなときでも対応できるように、余ったご飯は必ず冷凍保存で、ストックしておくようにしています。

■前もって予定はおさえてカレンダーですぐ共有

美容院に行くことやプライベートな用事などは、「時間ができたら……」と後回しで考えていると、次々とお寺の用事に追われて、振り回されることになってしまいがちです。なかなか実現できなくなることがストレスでした。

そこで、月末に翌月の自分の優先させたい予定を決めて、すぐにお寺や、家族共有のカレンダーに記入するようにしました。

ちょっとした“面倒”を楽に変える!時短&時間管理の“ライフオーガナイズ”テクニック

「自分のことは後で……」という思い込みがありましたが、前もって決めておくと、その日に向かって段取りもするようになるし、家族も事前にわかっていれば何も言わない、むしろ協力してくれることに気づきました。

■事務処理は当日にすぐ処理すればうまくいく

会計などの事務は、母がやっていたように1カ月分をまとめて処理するようにしていましたが、私の場合は面倒になり、どんどん先延ばしにしてしまって遅れ、注意されていました。いつまでも先延ばしにするのは、自分の気持ちにもかなり負担になっていました。

そこで、私の場合は、事務処理は、お金が動いた日、何かあったその当日にすぐ処理するようにしました。

ちょっとした“面倒”を楽に変える!時短&時間管理の“ライフオーガナイズ”テクニック

一見、その都度ちょこちょこやる方が面倒にも思えますが、私の場合は、溜まらない、会計もすぐ締められる、溜まらなければ時間もかからない。ということで、負担がかなり減り、楽になりました。

私はライフオーガナイズを知って、自分が毎日スムーズに暮らすにはどうすればよいかを意識して考えるようになりました。「もっと楽に、もっと生きやすく」。ライフオーガナイズの考えをぜひ、たくさんの人に知ってもらいたいと思っています。

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あなたは生み出された時間で何をしますか。
何をしたいですか。

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんの笑顔になるお片づけと爽快らいふ術

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