おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
家事って、主婦やワーママといったライフスタイルの違いに関係なく、女性の方が多く担っていることがまだまだ多いですよね。特に週末までひとりで家事をしていると、ストレスが溜まりませんか?(汗)
私の場合、それを一挙に解決してくれた仕組みが、去年始めた「週末家事シェア」でした。
週末家事シェアとは?
週末は、一緒に出かけることや揃って食事をすることなど、みんなが楽しめる共通のゴールに向かって、同じスタンスで協力し合い、ワンチームとなって数々の家事を一緒にクリアしていくこと。
夫が、そして夫婦関係が変わっていった、「週末家事シェア」。家事分担との違いや、週末にする理由、夫婦に起こった良い変化3つについて、詳しくご紹介します。
■家事分担とは違う、家事シェアの魅力は“ワンチーム”
実はある!家事分担のデメリット
家事の役割分担をして、それぞれがその家事を行う家事分担。決めた役割に責任感が出る反面、それ以外の家事には無関心になりやすい、というデメリットを感じていました。さらに、主婦だったり、働いていても夫より時間の拘束が少なかったりすると、自然と妻が多くの家事を担当することになります。
となると夫は、ゴミ出しのように、「ゴミを集めて→新しいゴミ袋をセットして→ゴミ出しをする」という一連の家事の一部だけを切り取った、短時間で済む作業を担当しがちです。
おまけに、週末だけに発生する家事はほとんどないため、結局二人とも休みでも、妻がひとりで家事をして、夫は何をする必要があるのかすら認識していない、という状況が生まれるのです。「名もなき家事」は、こんな現状からできたのではないかと思います。
一緒に分け合う、家事シェアの魅力
一方で、最近少しずつ耳にするようになった家事シェアは、「シェア」という言葉の意味のとおり、家事を一緒に“分け合うこと”“共同で持つこと”を意味しています。
分担制ではないので、担当した家事ができたら終わり、ではありません。それぞれの家庭が、ここまでやればいいと思うところまで協力しあって、家事を一緒に進めます。同じゴールを目指しているので、何が終わっていて、何が残っているのか、お互いの状況を見て自然と助け合うようになります。
つまり、家事シェアをしていく中でチーム意識が芽生えて、夫婦や家族が少しずつワンチームになっていくのが、何よりの魅力なのです。
■なぜ“週末”家事シェアなのか?
現在主婦業メインで、自宅での作業が多い私は、新しく出てきた家事シェアという発想にとても惹かれましたが、同時にハードルの高さを感じました。なんとなく家事シェアは、どちらもフルタイムで働いている共働き世帯が、時間のない中でタッグを組んで協力してやっていくイメージだったからです。
週末は主婦だって休みたい
私の場合、現状を考えると平日の家事には納得していましたが、週末も平日と同じ、というのがしんどかったのです。特にみんなで外出して疲れて帰ってきた後、ひとりだけあれこれと動く状況に、不公平感を感じていました。さらに、自分が多くの時間を取られている家事への理解がない、ということも辛かったです。今思えば、夫はやっていないので、その大変さや作業量を想像できないのは、ある意味当然ですね(笑)。
「せめて週末は」で始めたら虜に
家事はたびたび夫婦の火種になり、この状況をなんとかしたいと話し合った結果、「週末の家事については、同じスタンスでいて欲しい」とスタートさせたのが、「週末家事シェア」なのです。始めたときは、「せめて週末は」という思いでしたが、やってみると週末ならではの良さも次々と発見!今ではすっかり「週末家事シェア」の虜です(笑)。
■「週末家事シェア」で夫婦に起こった3つの変化
「週末家事シェア」を始めてしばらくすると、二人の間にとてもいい変化が起こりました。それはこちら。
① 夫婦仲が良くなった
② 夫が頼れる存在になった
③ 週末が楽しく穏やかな時間になった
家事シェアのおかげでお互いを思いやれるように
家事は、できるできないに関わらず、女性が“自分ごと”と捉えて抱え込みやすいところがありますよね。
私も、しんどい体や気持ちを引きずったまま、ひとりで家事をするなんてしょっゅうでしたが、「週末家事シェア」を始めたことで、夫はそんなときに一緒に動いてくれる、頼れる存在に変わりました。そのおかげで、つらいときも楽しいときも支え合える大切なパートナー、という実感が湧き始め、週末以外にも、夫婦の間でお互いを思いやる会話や行動が増えました。
そして、週末になると感じていたストレスも、今ではあまり感じなくなって、家族で楽しく穏やかに過ごす時間が増えました(笑)。
家事に気づくには、やってみることが必要だった
これまでは、気づかない夫にイライラしたり、家事を頼んでも嫌がる夫に悲しくなったりしていましたが、「週末家事シェア」を始めてみると、気づいて動くためには、まずはやってみてよく知る必要があったんだと気づきました。
たとえば夕方には、どんな家事があるのか? いつもやっている人から見れば、「洗濯物を取り込んで、お風呂を洗って、ご飯の準備をして」とやることは次々と目に入りますが、それを知らない、“自分ごと”と感じていない人が同じ状況に立っても、何も目に映りません(汗)。
さらに、自分では家事を頼んでいるつもりでしたが、不満をぶつけながら話していたので、本当にやって欲しいことがうまく伝わっていなかった気がします(汗)。
そんな状況を、仕組みで一気にがらっとクリアにしてくれたのが、「週末家事シェア」だったのです。片づけでも、よく「人のせいにしないで、仕組みを疑え」と学んできましたが、家事の問題も夫婦関係も、同じでした。良かったらぜひお試しください♪
週末家事シェアの参考になる記事はこちら:
・すぐできる「週末家事シェア」で“脱”孤独家事! 夫の家事力も上がる?
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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:ライフオーガナイズ×ウェルビーイングで育てる夫婦・親子の絆と幸せ