もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。

この数カ月間は、感染予防の大切さが身に染みる日々ですね。もしものときに、「何を備えておくといいのか?」「どこに収納しておくといいのか?」、頭を悩ませたり、反省したりされた方も多かったのではないでしょうか?

実は私もそんな一人で、つい先日感染予防グッズ5点の収納場所を大きく変えました。どんなアイテムを、どこに収納することにしたのかご紹介します。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

■家庭内感染を防ぐ!予防グッズ5点はこれ

感染予防に何をどこまで用意するかは、それぞれの家庭によって変わりますよね。まず持ち込まないことが大切なので、外出自粛、マスク、手洗いをしっかりやることは基本として、私がその価値を見直したのは、家庭内感染を防ぐアイテムでした。

実は子どもが幼稚園の頃、ノロウィルスにかかり、家族全員が順番にうつるという悲惨な経験をしたわが家(汗)。そのあと役立ちそうなものを調べて用意していましたが、コロナ関連のニュースを見ていて、そのとき揃えていたものがそのまま使えることに気づいたんです。それがこちらの5点。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

①ハンドジェル②消毒用アルコールは簡単な除菌に使います。それ以外の③〜⑤は、主に、菌が大量にいるとされるもの、たとえば嘔吐物の処理や使った後のトイレ掃除のときに、あるといいアイテムです。

500mlの水のペットボトルに⑤塩素系漂白剤を加えれば、消毒液として効果的とされる薄めた次亜塩素酸ナトリウム液になります。

次亜塩素酸ナトリウム液は、今回の新型コロナウイルスでも、消毒の方法として紹介されていました。③使い捨て手袋④使い捨てエプロンを使うこととともに、家族の感染が疑われる場合の備えになると思います(濃度は違うのでご注意ください。ご参考:目黒区 次亜塩素酸ナトリウム液の作り方)。

菌とウイルスの違いはあっても、家庭内感染防止の方法は共通するところが多いことを知って、改めて持っていた5点の感染予防アイテムの重要性を実感、収納場所も変えることにしました。

■反省!使用シーンを考えずに「隠す収納」にしていた…

これまでこの5点のアイテムをどこに収納していたかというと、①ハンドジェル②消毒用アルコール⑤塩素系漂白剤はキッチンのシンク下、残りの③使い捨て手袋④使い捨てエプロンの2つは、トイレの吊り戸棚の中でした。しかも見た目重視の私は、棚の中でも白いボックスに入れて隠す収納にしていたんです。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

すでに気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレを開けた時点で菌に触れてしまう可能性があるので、トイレの中に予防アイテムを収納していたら、いざというときに遅いですよね(汗)。私も薄々気づきつつも、とはいえどこに収納しておけば覚えておけるのかわからず、トイレ関連ということで、そこに収めていたのです。

見える収納じゃないとわからないタイプの夫は、もちろんこの感染予防アイテムの存在を覚えていませんでした。これまでは、「実際やるのは私でしょ」という想いがどこかにあって、自分の心地よさのほうを優先してきたのです。

でも、コロナウイルスのいろんなニュースに触れるたびに、「私ができないときもある」と肌で感じて、収納に関する優先順位が変わり、「使える収納に」見直すことにしました。

■緊急時に必要なものは、すぐ目に入る所へ

普段あまり使わないものだからこそ、いざというときどこにあるか思い出すのは難しいですよね。見えないとわからないタイプの夫だけでなく、私自身も白いボックスの底にあったゴム手袋の存在を忘れていたので、改めてちゃんとわかる収納にしようと収納場所や方法を変えることにしました。

そこで目をつけたのが、洗面所の鏡面収納の真ん中部分。いつもの暮らしの中で見やすく、新しくスペースを取らないことを考えると、今のわが家では、ここがちょうどいい場所でした。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

■普段使うもののストックも、目についたほうがいい

実は、緊急時のアイテムだけに限らず、「本当は、ここに全部必要なものをずらっと並べておいたほうがいいのかも?」と、前から感じてはいたのです。

たとえば、ボディーソープの詰め替えや、歯ブラシの替えなどのストック系は、洗面台下のファイルボックスにざっくり収納していましたが、夫は自分で確認するのが面倒で、結局、いつも私に「新しいものはある?」と聞いてきていたのです(汗)。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

聞かれるたびに、私は「そのファイルボックスを見て」の繰り返し。私自身も正確な数は把握していなくて、あると思っていたのになかったり、買い足す数を迷ったりしていました。

今回のコロナで、「何がいつ店頭から無くなるかわからない」と身をもって感じたので、緊急時のアイテムだけでなく、必要なものは普段から在庫を把握して、少し余裕を持って買い足すようにしたいと思いました。「いつも何を使っていて、何がどれだけ減っているのか?」、家族みんながわかれば、買い物も「家事シェア」しやすくなりますしね♪

占領していた自分のお手入れアイテムを全部出して、家庭内感染予防とストック系を収め、ドラックストアの店頭のような状態になりました(笑)。

もしもに備えた感染予防グッズ5点 「家族がわかる」ために、どこに収納する?

これで緊急時も安心な上に、きっともう夫にどこになにがあるのか聞かれません。利き脳が右左タイプで、見た目も機能性も両方大事な私は、この光景を見ると、予測どおりもやもやしましたが、これで実際にどんなメリットが出てくるのか、しばらく様子を観察してみたいと思います。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : ライフオーガナイズ×ウェルビーイングで育てる夫婦・親子の絆と幸せ

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